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ICT活用事例集 小学校編 2009年度

児童が撮影するビデオ実験記録と理科ねっとわーく 

協働学習

理科 発展型 4年 児童が撮影するビデオ実験記録と理科ねっとわーくビデオ映像  もののあたたまり方をしらべよう 協働学習
青山 ひとみ
(平山小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
自分たちで考案した実験をし、その様子を動画で記録してスタディノートで交流し合うことで学びを深めることができた。またその経験により、理科ねっとわーくの動画は児童にとってバーチャルなデジタル教材ではなく、「科学者やカメラマンが作成した本物の映像」となり、理科学習への意欲が高まった。
本時のねらい
空気を温めてそれらの変化のようすを調べ、空気の性質についての考えをもつようにする。
・空気は熱せられた部分が移動して全体が温まること。
解説
○本小単元の流れは以下の通りである。
1.「暖房が上にある場合と下にある場合、どちらの方が部屋が温まりやすいか。」という問いに答えるため、その根拠となる実験を班で考えて行い、その様子をデジカメの動画機能を用いて録画する。
2.スタディノートで動画を貼り込み、ポートフォリオを作成する。
3.各班のノートをマップに貼り、子情報で意見交換をする。
4.学級で各班の考えを発表し合い、全体での結論を導く。
5.実際の実験では明確にならなかった事象をデジタル教材で提示し、児童の思考を深める。

○動画を何度も再生して見て練り上げた考察だったので、自信をもって自分たちの考えを発表できた。

○課題を解決するために実験を考案して実施し、他のグループの結果と比較して結論を導く中で、気体の温まり方の性質を見つけることができた。
授業風景
1、班で考えた実験方法。
1.班で考えた実験方法。
2、班ごとにポートフォリオを作成。
2.班ごとにポートフォリオを作成。
2、動画を貼り付けています。(動画はを押すと再生できる。)
2.動画を貼り付けています。
(動画はを押すと再生できる。)
4、電子黒板で実験結果と練り上げた考察を発表し合う。
4.電子黒板で実験結果と
  練り上げた考察を発表し合う。
5、「この後どうなると思いますか?」授業の終末にデジタル教材を活用。
5.「この後どうなると思いますか?」
授業の終末にデジタル教材を活用。
3、子情報で意見交換。 *本項の番号は、前項「解説」の番号と対応しています。
3.子情報で意見交換。

*本項の番号は、前項「解説」の番号と対応しています。
授業風景(ビデオ) 画像をクリックすると動画が始まります。

実験を考案して、
ビデオ撮影

ビデオを含む
実験記録を作成

ポスター機能で
結果を整理

結果と考察を
発表

科学者の実験を
見よう

マップ上で
意見交換
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