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ICT活用事例集 小学校編 2009年度

スポーツミラーで技の振り返り

個別学習

体育 C型 6年 スポーツミラーで技の振り返り 跳び箱運動 個別学習
中村 貴恵
(日野第六小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
 スポーツミラーで、即座に自分の動きを確認することで、自分の課題を見つけることができる。できていると思っている児童も技の完成度を高めるポイントを発見する手立てとなる。
本時のねらい
自分の課題を見つけ、その課題に応じた練習の場や段階を選んでいる。【思考・判断】
解説
○跳び箱が得意な児童の活用
 得意な児童ほど跳びこせてしまうと、跳び箱の高さだけに意識がはたらき、技の完成度を高めようとしなくなることが多い。そこでスポーツミラーで自分の姿を目の当たりにし、踏み切り、台上での動き、着地においてもっとこうしたほうが美しく、大きく見えるなど、技の完成度を高めるための新たな課題発見に役立つ。

○跳び箱が苦手な児童
 跳び箱を苦手とする児童はアドバイスを受ける機会も多いが、言葉でのアドバイスだけで体の使い方などをつかむのは難しい。また、跳ぶことのできる児童の姿と自分の姿にどんな違いがあるかを確認し、技のポイントにそった課題発見に役立つ。

○双方に当てはまる利点
 児童相互の教え合いの際に、もらったアドバイスに注目し確認することができる。また、映像を見ながらの教え合い、話し合いも可能となる。
授業風景
横にビデオカメラを設置した跳び箱で、跳ぶ。
横にビデオカメラを設置した跳び箱で、跳ぶ。
ビデオカメラと接続したパソコンで自分の演技を確認し、自分の課題を見つける。
ビデオカメラと接続したパソコンで自分の演技を確認し、自分の課題を見つける。
使用機器・ソフト・コンテンツ等 スポーツミラー ビデオ パソコン

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