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これしてあそぼ!あしたもあそぼ!
~未来をつくろう!遊びを通した幼児期にふさわしい教育~
2022年11月の記事一覧
秋を探しに明星大学に出かけました。
日野市内にある明星大学に園外保育に出かけました。
コロナウイルスが発生する以前に行っていた行事ですが、コロナ感染の予防や防止のために2年間
実施していませんでした。コロナの行動制限が緩和されてきたことから、感染予防対策をしっかり行いながら
電車とモノレールを利用して出かけることにしました。
子どもたちは幼稚園のみんなで電車に乗って出かけることをとても楽しみにしていましたが、
先生たちは、「安全に電車やモノレールに乗ることができるかな」「駅の階段を上手に上り下りできるかしら」
とドキドキしながら引率しました。
先生たちの心配をよそに、子どもたちは上手に歩いてJRとモノレールを乗り継ぎ、無事に明星大学の駅に着きまし
た。改札出口には一緒に学内をまわる教育学部こども臨床コースの学生さんたちが出迎えてくれて、大学内の散策を
スタートしました。
明星大学にはいろいろな種類の木がたくさん植わっていて、自然物がたくさん落ちています。先生たちが事前に
大学の中にある実や葉を調べて「ビンゴカード」を作りました。学生さんたちと一緒に学内のあちらこちらにある
自然物を探しました。
たくさんの自然物をひろったあとは、大学内で学生さんたちと一緒にお弁当を食べました。
帰りの道は、ちゅうりっぷ組の子どもたちの中には電車に揺られてウトウトと居眠りしそうな子もいましたが
お家の人たちが待っている豊田の駅まで頑張って歩きました。ひまわり組は最後までしっかりと歩いていて、成長を
感じました。
久しぶりの公共の乗り物を使っての園外保育でしたが、子どもたちは友達や先生と一緒に出かけたのが
とても楽しかったようです。みんなで一緒に園外に出る経験は一体感を高めます。早くコロナウイルスを心配
せずに出かけられるようになることを願っています。
今年は豊作!お芋ほり
5月に植えたサツマイモがそろそろ収穫の頃になりました。芋ほりの前日にはひまわり組が芋のつる切りをして、芋ほりの準備をしました。
芋づるは子どもたちの格好の教材です。みんなでつながって幼稚園まで運んで、ちゅうりっぷ組は縄跳びの代わりにしてとんだり、アクセサリーにして身に着けたりして遊びました。
いよいよ芋ほりを始めると、土の中からつながったサツマイモが出てくる、出てくる!昨年、同じ場所で育てた芋は小さくて少なかったのに、今年は大きなお芋がたくさんでてきました。大豊作です!
ひまわり組は自分たちで芋づるを切ったので、どこを掘ればサツマイモが出てくるか、先生たちから教わらなくてもわかって、どんどん掘り進めていました。やっぱり自分で経験することは大事だなあと改めて子どもたちの様子を見て感じました。
ちゅうりっぷ組ははじめてのさつまいも掘りで、わくわくしながら掘る様子が見られました。「見てみて!お芋とれたよ!」「もっと掘りたい!」と嬉しそうな声が聞こえてきました。最後は友達と一緒に同じ場所を掘り、「おっきいのとれたぞー!」とはしゃいでいました。全員が必ず一つずつ掘ることができて、大収穫でした。
掘ったお芋はひまわり組が大きさごとに分けたり数を数えたりしてくれました。収穫したお芋を分けたり数えたりするのは小学校で学ぶ算数の基礎となる力にもなります。
ひまわり組が分けてくれたお芋を先生たちが一人分ずつに分けました。子どもたちはたくさんのお芋が入った袋を重たそうにお家に持ち帰りました。お家でどんなお料理に変身したのか、報告を楽しみにしています。
ひまわり組は芋ほりの後、芋づるを使ってリースをつくりました。このリースはしばらく干して乾燥させた後、冬に飾るリースにします。リースの周りに飾る自然物も園外保育に出かけたときにひろってくる予定です。