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【全校朝会(校内放送)】校長の話「本気で取り組む」
始業式では、切替えスイッチを使いこなし、やる気スイッチを入れていきましょうという話をしましたね。
2学期に入って、まず、日野第四小学校全体で取り組む大きな行事が運動会です。
今日は、その運動会の準備や練習を「本気で取り組みなさい!」という話をします。
そのわけは、大きく3つあります。
(1)本気で取り組まないとけがをする
いろんな種目で、速さ・スピード、力強さ・パワーを競います。
仲間と力を合わせる演技もあります。
集中して本気を出している人と、気持ちが乱れて本気を出していない人が一緒になったら危ないですね。
本気を出すことで、気持ちを揃えてほしいのです。
(2)本気で取り組むことがかっこいい、素晴らしい
習い事やスポーツをやっている人はよく分かると思います。
発表会や試合、本番だけ全力でやろうとしても、力は出し切れません。
本気で準備や練習をしていない人は、本番で100%の力を出し切ることができません。
本気でない人は、1位になっても、チームが勝っても、あまりうれしい気持ちになれないと思います。
本気で準備や練習をしてきた人は、本番でも100%の力、時には120%以上の力を出すことがあります。
私は、たとえ失敗したとしても、負けてしまったとしても、本気で取り組んで、最後まであきらめずに挑戦した人にこそ、大きな拍手を贈りたいと思います。
(3)本気を出す人は工夫する
練習を続けると、1位になれないかもしれない、勝てないかもしれないという見通しがついたり、失敗してしまうかもしれないと不安になったりすることがあります。
本気の人は、そこから考えて工夫します。
どうしたら勝てるかを仲間と作戦を立てたり、どうしたらよりよい演技ができるかを一人一人が気を付けたりするのです。
運動会は、運動が得意でない人も活躍するチャンスがあります。
係の仕事を工夫して自分の役割を果たす、練習の時間をむだにしないよう時間の使い方を考えて行動するなどは、運動会を成功させるために大切な活動です。
先生から指示されたことを守り、失敗しないように気を付けるだけでなく、友達と力を合わせて、一人一人が考えて工夫する運動会にしてほしいと思います。
暑さや感染症に気を付けながら、練習や準備から本気で取り組み、みんなで素晴らしい運動会にしていきましょう。