平山小伝統の、平山陸稲の脱穀ともみすりを行いました。
千歯こきという昔ながらの道具を使っての脱穀は児童にとってとても貴重な体験となりました。
「今、踏むんだよ。」
「稲をひっくり返すともっととれるよ。」
「めっちゃ速い。上手!」
といった声を友達同士で掛け合いながら、順調に脱穀は進んでいきました。
もみすりでは、わらともみを分別しながら行いました。
「もみの量が多すぎるんじゃない?少なくしたら、上手にできるかもよ。」
「ほうきで集めてから分別しよう。」と
アドバイスををしながら協力して取り組んでいきました。
その後、観察する中で、1束の稲からたくさんの米が収穫できることや、もみに「のぎ」という細長い毛のようなものがついていることを発見していました。そして、自分たちが食べている米もこのように収穫されているのだろうかと興味をもちながら考えていました。「お米はとても大切な食べ物なんだ。」という声が聞かれ、自分たちが食べるためには多くの苦労があることに気付いていました。
まだ終わらなかったもみすりは継続して行い、これからも収穫の喜びを感じられるようにしていきます。
今年も平山陸稲の栽培にご指導いただいた農業指導者の小林和男さんにも感謝の気持ちをもち、活動のまとめをしていきます。





