学校生活

【5年生】こどもの権利とは?

 5年生では、東京都子供政策室の出前授業「こどもの権利について」の授業を受けました。講師の方から「権利とはどんなものが思い浮かぶか?」と質問を受けると、「生きる権利」「あそぶ権利」などたくさんの意見が出ました。「権利とは、自分らしく幸せに生きるためにだれも生まれたときから当たり前にもっていて、だれからもうばわられない大切なもの」という説明を受け、実際に公園を舞台にした自分の権利と相手の権利について考えていきました。

 公園は老若男女など、様々な人が利用する場であり、それぞれの立場の思いや気持ちに違いがあったらどうするかという難しいテーマを考えていきました。子供たちは個人ワーク、グループワークをしながら、自分の思いだけでなく、相手の思いも考え、半々ずつの思いが叶うようにしていければと話し合っていきました。

 後半はカルタゲームをとおして、さらにこどもの権利とはどういったことかの理解を深めていきました。本校では、楽しい学校をつくっていくために、自分のことも相手のことも大切にすることを子供たちに投げかけています。まさに、今回学んだこどもの権利の根本はそれであり、高学年を中心にさらに意識を高めていければと思います。