学校生活

「ちょこっとボランティア」(三沢中学校生徒来校)

 10月7日(金)冷たい雨の降りしきる中、18名の三沢中学校の生徒さんたちが来てくれました。

総合的な学習の時間の地域ボランティアの場として、本校を選んで来校したのです。

事前にアポイントメントを取るとこらから社会勉強だったようで、緊張した様子で、電話をかけてきていました。

 

 この日は運動会の前週ということもあり、来賓に備え、校舎内の念入り清掃を頼みました。

12月並みの気温の中、冷たい水にもめげず、流しを磨き、排水溝まできれいに洗ってくれました。

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 窓のサッシは、雑巾が真っ黒になるまで拭いてくれました。

 

 
 
 
 
 
 
 

 階段は、4階まで上がったり下がったり何度も往復し、隅々までごみを取ってくれました。日頃、小学生の手の届かない高い出窓の埃まで取り除いてくれました。さすが中学生。

 

 
 
 
 
 

 
  小さい子とかかわりたいと興味を生かし、ひのっちの手伝いを申し込んだ中学生もいました。丁寧にやさしく宿題を見てあげていました。

 

 

 

 

 

 

 得意な裁縫技術を生かし、雑巾を20枚作ってきてくれた中学生もいました。丁寧に縫い上げた一枚一枚から、誰かのためにという温かい思いが伝わってきました。

 「他人(ひと)のために何かしたい。他人(ひと)が喜んでくれた。自分も役に立てて嬉しい。」

そんな思いが、中学生のこれからの経験の中で培われていくのでしょう。今日は、その一歩になったのであれば嬉しいです。 

副校長 大西恵理子