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【せせらぎ】 吃音グループ


2月26日(月)に吃音グループの学習がありました。
今回は、北里大学東病院リハビリテーション部の言語聴覚士 吉澤健太郎先生をお招きして、日野第三小学校「たんぽぽ」学級の吃音グループの児童と一緒に学習しました。吉澤先生はご自身も吃音者ですので、体験を交えてお話ししてくださいました。また、予め児童が考えていた質問をして、それに答えていただきました。

※その内容を一部ご紹介します。
Q いつからどもっていましたか。
A 3歳のときからどもっていました。

Q 中学校で困ったことはありますか。
A 発表したり、人と話したりするのが大変で、学校に行くのがとても辛いときもありました。ですが、吃音について話せる友達がいたので、とても心の支えになりました。

Q クラスの人が話し方を真似してくるのでとても困っています。どうしたらいいですか。
A 真似をする人が絶対に悪いので、無視していいと思います。でもどうしても辛いときは、先生はお家の人に相談しましょう。

またどもったときこそ、チャンスだと思って、「実は私はこういう話し方なんだけど」と話すことや、どもったときにはどうしてほしいかを考えておくことも大切だというお話もされました。



次に豊田小と日野第三小の児童合わせて17名が、「みんなのバスケット」を行い交流しました。
「名前に『山』が付く人。」「青い服を着ている人」など、いろんなお題が出てきて、とても盛り上がりました。


最後に振り返りをしました。


「いろんなことが知れてよかった。」「(先生の)中学での生活も分かって、他の学校の子とも遊べてよかった。」など、様々な感想を発表していました。