ゆめがおかニュース

社会科見学「水を巡る旅」


学校を出発したバスは一路埼玉県との境に近い「東村山浄水場」へ。都内で三番目の規模を誇る東京ドーム6つ分という浄水場では、1組は「利根川系」「多摩川系」の原水を取り込んでいるところから、沈殿、ろ過、オゾンによる高度浄水処理、そして消毒と、「世界一美味しい」ともいわれる東京の飲料水になるまでの工程を職員の方々の丁寧な解説と共に見て回りました。1時間近くも歩く長丁場でしたが、その分様々な工程を経て、青く輝く水に生まれ変わっていることを実感することができました。続いて東京の端っこ、奥多摩町の小河内ダムへ。長距離の移動となりましたが、そこは社会の時間、無駄にはするまいと、社会科が専門の先生の街並み解説を聞き、小河内ダムの歴史のビデオを見て勉強しました。気が付けば山また山でトンネルが続く道のり、同じ東京かと目を疑うほどの景観です。ダムに到着すると「おー!すごい!」と子供たちからは歓声が上がりました。水源林から家庭、更に下水処理を経て海へ流れ循環する水の旅を分かりやすく展示説明してくれる「ふれあい館」では迫力の3Dシアターや「見て、触って」学ぶ様々な展示を楽しみました。帰路は「玉川兄弟」のアニメを見終えるタイミングで「羽村市の取水堰」に到着。車窓からの見学となりましたが、歴史や知恵を実感することができました。夢小では初めての訪問地ばかりでしたが、学びの多い見学となりました。