推進室情報 2007年
平山中学校研究発表会
本日、本市の研究課題校であり、ICT活用教育のモデル校である平山中学校の研究発表会が行われました。
すべでの教科で、ICTを活用した授業を公開しました。
当日のプレゼン資料です。公開授業の様子もわかります。
市内はもちろん、日野市外からも多くの 先生方が集まってくださいました。 | とにかく使ってみることから始め、ICTの効果を実感した平山中の先生方です。 |
講師の小田和美先生による講演「可能性の広がりを生み出すICT活用教育」。 |
研究発表会に備えて
特に明日から始まるモデル校の研究発表会には、推進室のメンバー全員が参加します。
授業については、ここに至るまで、先生方と一緒にやってきたので心配ありませんが、
ICT環境についてはそうはいきません。常に気を配っています。
万が一のトラブル発生時の対応など、事前に細かな打ち合わせをしています。
日野第五小学校学校課訪問
本日は、日野第五小学校学校課訪問を行いました。
今朝は、本校のビオトープにも氷が張ったほど冷え込みました。
本校は、「地域の風が行き交う学校」を目指しています。
保護者、おやじの会、地域の悠悠クラブ・・・など多くの学校支援ボランティアの方が学校教育を支えています。
金曜朝の読み聞かせの時間には、出勤前のお父さんも参加してくださるそうです。
本年度は「早寝・早起き・朝ご飯運動」を、家庭の協力を得ながら進めています。
全学級の授業を見せていただきました。
第3学年総合的な学習の時間 「携帯電話やインターネットの使い方」 ICT活用指導力D-1・3 携帯電話の便利なところを確認したうえで、 陥りやすい危険性について、 具体例を通して考えています。 | 第3学年総合的な学習の時間「招待状を作ろう」ICT活用指導力Cー3 2月の学習発表会の招待状を作っています。 |
第6学年道徳「夢をもつ~一流の条件~」 ICT活用指導力Bー1 一流のスポーツ選手やその選手を育てた 指導者を紹介して、 「努力を続けて夢をかなえた人」を 知らせています。 | 第5学年図工「動くよ動く絵が動く~アニメーションボックス~」ICT活用指導力Bー3 作業の手順(特に細かい部分で気を付けること)を、実物投影器で拡大しながら説明しています。 |
プレゼンテーション
いよいよ今週は、ICT活用教育のモデル校による研究発表会が開催されます。
トップバッターは29日(火)平山中学校。その後、31日(木)日野第三中学校、1日(金)日野第三小学校と続きます。
29日は、都教委が主催する「ICTを活用した授業実践フォーラム」が開催される日でもあります。
この日は、大坂上中学校に日野市の代表として中学校の実践を報告していただくことになりました。
(テーマは「ICTを活用した授業と校務の情報化への挑戦」)
平山中学校にて。
管理職、教務主幹、研究主任、研究推進委員でプレゼンテーションデータの最終チェックです。
大坂上中学校にて。
管理職と教務主幹でプレゼンテーションデータの最終チェックです。
◆市役所の職員もプレゼンテーションの腕を磨いています
日野市役所内でも、今年度から各部署によるプレゼンテーションが定期的に行われています。
互いの業務内容を理解することはもちろんですが、職員のプレゼンテーション能力を向上させることもねらいのようです。
魅せるプレゼン技法に関する研修会まで開催されることになりました。
明日28日は、教育部の発表日。学校教育部門と生涯学習部門の2つに分かれて、プレゼンテーションを行う予定です。
発表者は若手の職員。先週は、本番に向けて、部内でしっかりリハーサルも行いました。
◆子ども達もプレゼンテーションを行っています
先日、環境情報センターの職員から次のような話を聞きました。
市内の中学生が、つばめについて調べてまとめたプレゼンテーションは、内容も圧巻だった・・・というのです。
市内の多くの学校で、総合的な学習の時間等でプレゼンテーションが行われていますが、優れた実践に共通していることは、内容が「探究的」であることです。
自ら課題を見つけ、様々な方法でその解決を図り、表現し、発信しています。
先日、次期学習指導要領改訂に向けての答申が出されましたが、そのなかで、学力の重要な要素は、「基礎的・基本的な知識・技能の習得」に加えて、「それらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等」及び「学習意欲」であると示されています。
教科や総合的な学習の時間で、探究活動とそれに関するプレゼンテーションを行う意義は大きいと考えます。
市内の子ども達の優れた実践をもっと発掘したいと思います。
来年度は、市内の小・中学生のプレゼンテーション大会を開催することも検討しています。
潤徳小学校研究発表会
昨日は、本市の研究課題校である潤徳小学校の研究発表会でした。
本校は、昨年度のICT活用教育のモデル校であり、ICTは日常的に活用されています。
今年度は、特別支援教育の研究に取り組みました。
テーマは、「わかった!できた!」を引き出す授業力の基礎・基本~特別支援教育の視点を生かして~」です。
「特別支援教育の授業の枠組み」を視点として、発達障害のある子はもとより、どの子にもわかりやすい授業の実現に向けて、全教員が授業改善を行ってきました。その成果が全学級の公開授業を通して示されました。
以下の「特別支援教育の授業の枠組み」は、どの学級にも通用する基本となります。
そのなかでICTの活用は、ごく自然に、なくてはならない道具として位置づけられています。
(*本校の学習環境面での工夫「空間環境、時間環境」については、11月12日の推進室Webサイトで紹介しています。)
「特別支援教育の授業の枠組み」
?授業の組み立て
?作業や活動を通して理解させる、変化のある繰り返しで分からせる
?スモールステップで組み立てる
?視線の異動を少なくする
?空白の時間を作らない
?対応の技術
?言葉を削る
?一目で分かる工夫をする
?授業最初の「つかみ」が大切
?全体の対応をしてから個別に対応する
?アイコンタクトとスキンシップ
?さりげない支援
?ICTの活用
日野市の特別支援教育の指導者である明星大学の小貫悟先生です。
本校はモデル校としてリソースルーム(特別支援教室)を設置しています。
ICTを活用した授業の様子です。
第1学年算数「20よりおおきいかず」 ICT活用指導力Bー1教科書の挿絵を拡大 B-2課題を分りやすく提示・次に行う活動を明示 B-3自作教材で、児童の操作活動を演示
第2学年国語 「ことばっておもしろいな」 ICT活用指導力
B-2 ワークシートの絵を拡大して回答を共有
第3学年算数「見やすく整理しよう」 ICT活用指導力
B-3 棒グラフの作成の手順を共有
第3学年算数 同上
第4学年国語「伝え合うということ」 ICT活用指導力 Bー1 関連資料を提示 B-3 教科書を拡大して読み取る
第5学年算数「比べ方を考えよう」 ICT活用指導力
C-3 作成した帯グラフ・円グラフを発表