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日野市ICTサポートスタッフ研修打合会
この研修を効果的に実施できるように、昨日、「日野市ICTサポートスタッフ」研修打合会を行いました。
この会は、日野市の教育の情報化のサポートに当たっている企業、大学等のメンバーからなり、
推進室と密に連絡調整を図りながら、相互の情報交換を図り、ICT活用教育の推進に力をいただいています。
昨日は、メディアコーディネータと一緒に、研修会を効果的に実施する計画案を考え、お互いに意見交換しました。
研修会で保障する成果を確認し、研修内容が、受講した先生方の2学期以降の授業に反映にするためにはどうしたらいいか、計画案を発表し合いました。
学校への応援を通じてご支援をお願いします!
本日午後、『平成19年度 日野市立小中学校PTA協議会定期総会』が開かれました。
会場の日野第二中学校食堂には、市内26校の管理職の先生、PTA役員の方々が集まりました。
馬場弘融市長のご挨拶
「変化の多い時期ですが、行政として変化をよくよみ、安全安心でより良い教育ができるようにしていきます。学校への応援を通じてご支援をよろしくお願いします。」
市長は、ICT活用教育についても触れてくださいました。
「ICT環境は東京が一番遅れているという中で、これではいけないと日野市は決意し、莫大な予算を投入しました。昨年度は100%の先生が操作でき、100%の小学校の先生が指導できるという成果を得ました。ICTを活用して校務や授業ができるというのは先生にとっても財産となり、子どもにとっても大きな力となります。」
田口直教育委員長のご挨拶
「手は出さず心をかけることで親のありがたさを感じたという話がありました・・・
子どもを取り巻く環境は大きく変わってきましたが、だからこそ、もう一度PTAのAの意味(Association)を心に刻んで、子どもの成長に協力してくださることを願っています。」
浜屋浩会長による今年度の事業方針の説明等
「表面的な報道に惑わされることなく、今親として何をすべきかを考えていかなければなりません。子どものためとは?理念だけでなく具体的な方策を考えていきましょう。」
また、今年度はICT活用教育についての講演会や研修会等を通して、子ども達に情報の安全について伝えていきたいという方針を示されました。有り難いことです。
(推進室のWebサイトで各学校から発信される様々な情報を見ることができる、と紹介もしていただきました!多くの保護者の方々に見ていただけることが目標です!)
夏季ICT活用研修会の日程決まる!
梅雨の晴れ間?
昨日、空を覆っていた厚い雲は流れ、柔らかな白い雲の上には
まぶしい青空が広がっていました。
もうすぐ夏到来・・・
←今朝、市役所から見えた富士山です。
クリックすると拡大されます。
副校長会がありました。
推進室からは「夏季ICT活用研修会」の日程をお知らせしました。
7月末から8月末までの期間に、主として教育センターにおいて、
文部科学省で示された「*教員のICT活用指導力の基準(5観点18項目)」に対応した研修会を実施します。
例・・・E-1、A-3対応のスキルアップ研修会
「ICTの活用が苦手」と感じていらっしゃる先生方に、少しでも自信をもって、校務や授業の準備に活用していただけるよう、
手厚く個別指導を取り入れた指定研修会です。
昨年度に日野市が達成した目標「すべての先生方がコンピュータを操作できる」を維持していきたいと考えています。
*教員のICT活用指導力の基準・・・大きく5つの観点に分かれています。
A:教材研修・指導の準備・評価などにICTを活用する能力
B:授業中にICTを活用して指導する力
C:児童生徒のICT活用を指導する力
D:情報モラルなどを指導する力
E:校務にICTを活用する力
多くの方の支えがあってこそ・・・
本日、お台場で開かれた「NEW EDUCATION EXPO 2007 in東京」に参加してきました。
基調講演「教員のICT活用指導力向上のために」に続いて、シンポジウム「教師のICT活用指導力をどう育成するか」に参加しました。
日野市の今後のICT活用教育の推進に参考にしていきます。
ところで、会場にはたくさんの企業による展示やミニセミナーが開かれており、そこで多くの方に声をかけていただきました。
みなさん、日野市に関わってくださったり、推進室を尋ねて情報提供をしてくださったりした方ばかりです。
日野市のICT活用教育は、これだけ多くの企業の方にも支えられているということを改めて実感しました。
また、本Webサイトを見てくださっているという話題にもなりました。
多くの方が応援してくださっています。有り難いことです・・・
ICTに関する議会答弁
日野市議会(第2回定例会)開催中です。
一般質問3日目の今日、“いじめと不登校の問題”について質問を受けました。
具体的にICTに関連した内容の質問と答弁内容は以下の通りです。
?教員の事務作業を削減し、児童・生徒と触れ合う時間をもっと確保できないか。
?不登校児童・生徒の在宅での学習に、インターネットの活用を図るべきではないか。
以下、答弁内容です。
?教員に大きな手助けになる制度として、指導補助員や学力向上支援者の制度があります。
いずれも、クラスの一人一人の子どもを良く見てあげられるという観点から、強力な助っ人となっています。
次に、教員の校務の効率化に大きな力となる可能性をもつものは、ICTです。
日野市では、昨年度、先生方に一人1台のコンピュータを配備し、校務支援システムを導入しました。
校務の情報化は、最終的には子どもとふれあう時間を多く生み出すようにすることがねらいです。
具体的には、校務支援システムの活用により、スケジュール、連絡事項、その他必要な情報が瞬時に行きわたり、
会議の時間を大きく短縮することができます。
また、「ひのっこ宝箱」といって、一人一人の子どものよさや輝き、がんばったことを、校内の先生方みんなで入力
するメニューがあります。これにより、その子の良さを共有し、ますます輝かせていくことができます。
このように、日野市のICT活用教育は、人と人とのふれあい、コミュニケーションを大切にしています。
教員の負担軽減について、日野市にできることには限界がありますが、指導補助員や学力向上支援者等のマンパ
ワーを充実させるとともに、全国に先駆けて校務の情報化に努め、教員が「児童・生徒と触れ合う時間」を大切にし
ていきたいと考えています。
?平成18年度に、教育センター内にLANを敷設いたしました。
平成19年度には、「わかば教室」の学習室にコンピュータの配備をいたします。
このことにより、「わかば教室」に通う子どもたちにも、市内の各小学校と同じように、一人一人の学習状況、理解状
況に応じた個別学習の環境が整います。コンテンツも、各小学校に配備されているものを活用します。
この学習方法は、現在、大学教授の指導を仰ぎながら「ひのっ子教育21開発委員会」でも、研究を進めているとこ
ろです。
「わかば教室」の目的は学校復帰ですので、現在市内の小中学校で進められているICT活用教育に対応できるよう
な指導を進めていきます。
また、不登校児童・生徒の在宅での学習形態としては、インターネットを介したe-Learningシステムがあります。
この学習形態は、ICT活用教育推進室で実施した教員研修で実証済みです。
学校に通うことのできない児童・生徒にむけて、家庭で学習ができる機会を設けることで、基礎学力を身に付けるよう、
この「e-Learning」を取り入れて、個に応じた支援を行なっていく計画を立てています。
今年度は試行として、パソコンがあって、希望するご家庭の子どもを対象に実施していく予定です。
これを入り口として、在宅の学習から「わかば教室」への通室を促し、ひいては学校復帰と社会的自立へと誘ってい
く構想を練っております。
今後も、ICT活用教育推進室と教育センターが連携しながら、中学校用のコンテンツも整備するなど「わかば教室」
の子どもたちや不登校児童・生徒の子どもたちの学習を保障するための環境の充実を図ってまいります。