過去の推進室情報 2007年

推進室情報 2007年

力強い応援団(市P協)

市P協(日野市PTA協議会)の皆さんは、学校の力強い応援団です。各学校の教育活動はもちろん、スクールガードボランティア、挨拶運動等、さまざまな市の事業にも積極的に協力をいただいています。

本日は、午後7時より9時まで、教育行政と市P協(日野市PTA協議会)の懇談会がありました。
会が始まる前に、何人かの役員の方から「推進室のwebサイト、毎日楽しみにしています。」というお声をかけていただきました。また、冒頭の浜屋会長の挨拶でも、「推進室のwebサイトを見ることが毎日の日課です。各学校の新着情報から学校の様子もわかり、安心して学校を支えたくなります。」という大変ありがたいお言葉をいただきました。

懇談会では、教育長、教育委員会の部課長より、平成19年度の教育予算、安全対策、学力、いじめ問題、部活動、ICT活用教育について、それぞれ説明させていただきました。
 

推進室からは2つのことをお話させていただきました。
(1)各学校のwebサイトをご覧下さい。ささやかでもとても大切な日々の取組が、どんどん発信されています。
(2)学校ではセキュリティがしっかり守られています。家庭ではどうでしょう。ICT時代の保護者の責任として、危機回避策が必要です。(インターネットの契約をしているプロバイダーのセキュリティサービスや携帯電話の制限設定等)

◇市P協の方からは、次のような質問が出されました。
Q:例えば、先生方が、朝、出勤したらすぐにコンピュータを起動するなど、コミュニケーションが不足することにならないか・・
A:校務支援システムの掲示板に必要な連絡事項をあらかじめ朝会前に掲載することにより、職員朝会を効率的に進めて、直ぐに教室に行くようになった、という事例もあります。効率的になったことで生み出された時間は、子どもとの触れ合いに使えます。また、「ひのっ子宝箱」というシステム機能のように、その学校の子ども達のよさやがんばりを、担任だけでなくすべての先生方で見つけて、記録し、共有するなど、ICTで教育の質を高めるコミュニケーションも生まれます。

◇また、次のような感想や要望が出されました。
・親より子どもの方が、インターネットや携帯電話を使いこなせていて心配。
・我が家の現状を考えると大変心配。ウイルス対策ソフト等、どうやったらいいか、家庭でもできる具体的なことを知りたい。
・PTA主催の保護者向けの勉強会の相談にのってもらえるか。
・家庭教育学級で、情報安全教育について取り組みたい。

携帯・インターネット事故から子どもを守るためには、学校の指導だけでは不十分です。
各家庭での取組が不可欠です。
本日の、教育行政と市P協(日野市PTA協議会)の懇談会では、この大事なことが話し合われ、大変有意義でした。
ひのっ子に「ICT時代に生きる力」をつけるために、推進室も、学校と家庭との連携に向けてお手伝いをしたいと

違う世界から学ぶ

本日は、市役所の会議室で「幼小連携教育推進委員会」が実施されました。
幼保・小・(中)の連携・・・これは、ICT活用教育・特別支援教育と並んで、日野市教育委員会で推進している主要な施策(3本柱)の一つです。本委員会は、この施策を受けて今年度から新しく作られたもので、小学校低学年(主として1年生)を担任している先生方と、公立幼稚園の先生方の研修の場となります。

本日は、その第1回目が行われました。
日野市は平成16年度から文部科学省の幼児教育の研究指定を受けていますが、本日の研修は、昨年度、この研究(幼児期から小学校入門期へのなめらかな接続を目指して)にかかわった幼・小の先生方が講師となりました。
 
小学校の先生から・・・                                                      幼稚園の先生から・・・
「昨年度の保育参観から、こんなことを学びました。今、入 幼児期ではこんなことを大切にして保育しています。
門期の子ども達には、このような適応指導が大切です。」  幼児期ではこんなことを大切にして保育しています。


最後に、絵本や歌、手遊び、ゲームの紹介・・・
「恥ずかしがらずに、子ども達に興味・関心を引くようにや
ってみましょう。」

多くの研修会は指導主事が中心となって運営していますが、本日の研修は、研究に関わった先生方が中心となって企画・運営しました。研修後、次のようにおっしゃっていたのが印象的でした・・・・・
「自分の授業観が変わった。1年生の担任はもう複数回目になるが、今回ほど、子ども達を大切に、丁寧に、よく見ているのは初めて。」
「保育を見て自分の指導が変わった。子どもを待てるようになった。一人一人の子どもが、今何を考えているのか、理解するようにしている。」
「子ども達が好む具体的な遊びなどもたくさん知ったが、大切なのは HOW TO ではない。子どもの心をよくつかむこと。」
「真新しい教科書の1ページ目の絵。そこから様々なイメージがわいてくるようになった。じっくりと子どもを見ながら授業している。」
「まだまだ、学びたい。幼児教育に触れて、教育の奥の深さを感じている。」

・・・・・共通しているのは、先生方が、幼稚園(保育園)という違う世界から多くを学ばれたことです。このことはICTの活用も同じです。
今の自分の置かれている状況から一歩踏みだし、新しいことに挑戦されたこと。違う世界から多くのことを吸収されたこと。謙虚に学ぶ姿勢をもち、努力されたこと。これらのことから、教師は成長していく・・・ということを実感しました。

新しいコンピュータ

今年度の先生用コンピュータ不足分(全校に新たに配備する共有機分も含めて)が、推進室に届きました。
推進室ではこれからの3日間、システム・エンジニアの方により、55台の新しいコンピュータをそれぞれの学校で使えるように設定する作業が行われます。
この作業が終わってから、コンピュータは各学校に届けられます。

新しい風 その2

本日午後、先週の金曜日に続いて2回目の転入者研修(教諭・主幹対象)を実施しました。
雨の中、新しく日野市に着任された先生方が、教育センターに集まり、研修会に出席されました。
(研修会は金曜日が最終回です)

盛りだくさんの研修内容です。
 
 
 

新しい風

この4月より新しく日野市に着任された教諭、主幹の先生方を対象に、研修会を実施しました。
研修の目的は、日野市のICT活用教育について理解していただき、授業に、校務に、どんどん活用してもらえるようにすることです。
今日は33名の先生方が参加されました。受講後の感想は、大変前向きでした。日野市のICT活用教育に大きな力になって下さることを感じ、大変うれしく思っています。