過去の推進室情報 2007年

2008年3月の記事一覧

先生方と共に成長したメディアコーディネータ

★ICT活用教育推進室が設置されて2年たちました。
この2年間にわたって日野市の教育の情報化の基盤を整えてきました。

☆ハード面では・・・
 ・授業でのICT活用のために
   校内LAN整備、各教室のICT機器の整備(小学校は昨年度、中学校は今年度)
 ・校務の情報化のために
   全教職員に校務用コンピュータを配備し、同時に校務支援システムを導入(昨年度)
 ・情報発信のために
   学校WebサイトのCMS導入(昨年度)

☆ソフト面では・・・
   市内の全校で、校長先生のリーダシップのもと、副校長先生、教務主任の先生、ICT活用の担当の先生、研究主任の先生方が中心
  となり、学校が組織としてICT活用教育に取り組み、本市のすべての先生が「コンピュータ等を活用した指導」を行いました。

★先生方のICT活用指導力の向上のために、メディアコーディネータもがんばってきました。
4人のメディアコーディネータも、授業支援等を通して、先生方と一緒に成長しました。

  
  
今年度、メディアコーディネータが市内の学校を訪問したのべ回数は935回(3月25日現在)です。

4人のメディアコーディネータの1年間の感想を、「ICT活用NEWS」に掲載しました。
以下、その抜粋です。(「ICT活用NEWS」は、学校と推進室をつないできた情報紙で、今回の35号で今年度の最終号となりました。)

◆多くの先生方に「是非研修会に来てほしい」「授業の相談にのってほしい」「こんな授業がしたいから支援をお願い」などと、授業や研修会などの支援依頼を多く受けるようになり、大変うれしく思います。これまで先生を支援する上で私が大切にしたのが、学校の財産をいかに残せるかでした。その場限りの支援ではなく、その後も学校が円滑にICTを活用するには、何か財産となるものを残すことが一番の支援だと考えました。支援する立場にいたつもりが、今では自分が成長させていただいたように思います。今まで優しく声をかけていただいた先生方、ICTを使ってみようかなと応えて下さった先生方、本当にありがとうございました。(N)

◆振り返ってみるとあっという間に過ぎた1年間でした。メディアコーディネーターの仕事をはじめた当初は、右も左も分からないことだらけで、多くの人に迷惑をかけました。しかし、まわりの方々のあたたかい支えによって、少しずつ成長することができたと思います。先生の授業の支援していて私が一番思い出に残っていることは、「ICT機器を使ってみたいけど、コンピュータ使うの苦手なんだよね」とおっしゃっていた先生が、何度か授業支援に行くうちに、楽しそうにICT機器を使いこなしていらっしゃる姿を見たことです。この1年間を通して、私に対してあたたかい対応をしてくれた日野市の先生方や、自分の成長を見守ってくださったまわりの方々に感謝しています。ありがとうございました。(K)

◆先生の仕事内容(校務・授業)の知識や理解不足により、支援で伺った先生方にはご迷惑をかけてしまった点が多くあったと感じます。しかし1年間たくさんの先生とかかわることにより日々学ぶことが多くありました。先生方の授業準備に時間をかけられている姿や子どもとかかわっていらっしゃる姿は、自分自身の勉強になりました。今後も見習わせていただきたいと考えています。(O)

◆この1年間は、多くの先生方にお世話になりました。ご迷惑をかけてしまう場面が多々ありましたが、そんな私にいつも温かく接してくださった先生方のおかげで、ここまでメディアコーディネータを続けることができたと感じています。本当にありがとうございました。学ぶべきことが多くありました。自分について、課題も数多く見つかりました。先生方に見守っていただき、成長させていただいた分を、支援という形でお返ししていけるよう、今後も努力したいと思います。(S)