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これしてあそぼ!あしたもあそぼ!
~未来をつくろう!遊びを通した幼児期にふさわしい教育~
9月はなだいこんさんによる読み聞かせ
今月も「はなだいこん」さんの宮田先生と山口先生が来てくださいました。先生たちにお会いするのは7月以来です。約2か月振りの対面に子ども達は「先生たち元気だった?!」と、声を弾ませて挨拶をしていました。
最初のお話は素話。『一人で寝るのが怖くなかった男の子のお話』
男の子は、おばあちゃんの家に泊まりに行きますが、寝室のドアがきしんで、開閉するたびに、ちょうつがいがひっかかり、ぎい~っと音を立てるようになってしまいます。おばあちゃんは、男の子が寝るのが怖くならないように、ねこ・いぬ・ぶた・うまと連れてきますが…。「この続きはどうなるのかな?」と、お話の展開が楽しみで、みんな大興奮でした。
2つめは、『おつきさまひとつずつ』作:長野ヒデ子 童心社
月夜の下を歩くと、おつきさまが一緒についてくるのが嬉しいあこちゃん。世界中の国におつきさまがひとつずつあるのかと不思議に思い、おかあさんに尋ねます。そのたびに、おかあさんが「そうね」「ほんとね」と優しく受け止めてくれます。
3つめは、『つきのぼうや』作・絵:イブ・スパング・オルセン 訳:やまのうちきよこ 福音館書店
おつきさまが、ふと下を見ると、池にもうひとりのおつきさまが映っていました。お月様はそれが気になり、つきのぼうやに、その月をつれてきてくれるように頼みます。月のぼうやは空からすう~っと降りてきてもうひとりのおつきさまを探しにいきます。
4つめは、『ひるまのおつきさま』作・絵:遠藤湖舟 福音館書店
月から手紙が届きました。「ひるまぼくをみつけてね。」と書いてあります。外に出て青空を見上げると白い月を発見します。屋根の上にも、電車の向こうにも、山の上にも、いろいろな場所でいろいろな形の昼間の月を見つけることができます。様々な昼間の月がきれいな写真絵本です。
5つめは、『がまくんとかえるくん アイスクリーム』作・絵:アーノルド・ローベル 訳:三木卓 文化出版局
干上がりそうなくらい暑い日、がまくんとかえるくんは、ピクニックのために池にやってきました。様々なアクティビティを提案するかえるくんですが、木陰で昼寝をしたいがまくんには、どれもピンときません。そこで、かえるくんは、冷たいアイスを食べようと提案しますが…二匹のかえるは、アイスクリームを食べられるのでしょうか!?
6つめは、『それゆけ!ばあちゃんぐんだん』作:ジュディス・カー 訳:木坂涼 好学社
このお話は、90歳近くになった作者が書き下ろしたお話だそうです。1番若くて82歳のばあちゃん軍団。煙突修理、猛獣使い、道路工事など、各々のおばあちゃんには、みんな得意なことがあります。各々の力を活かしあって大活躍していくお話です。
次回は、10月14日です。どのようなお話を聞けるのか…
お会いできることを楽しみしています。