活動日誌

インクルーシブ教育 講演会

 

3月3日(水)に、東京パラリンピック競技大会で道下美里選手のガイドランナーを務め、道下美里選手の金メダルに大きく貢献をした青山由佳様をお迎えして、インクルーシブ教育の講演会・体験授業を行いました。青山様は、リオデジャネイロ大会でも道下選手のガイドランナーを務めて銀メダルだったのですが、金メダルを目指して5年間練習に取り組んでいらしたそうです。

 インクルーシブ教育では、障害のある人と障害のない人が触れ合い、交流をしていくという機会をもち、人々の多様性の尊重、相互に人格と個性を尊重し、支え合うことの大切さを学び、共生社会の形成に向けての基礎を養うことをねらいとしています。

1校時は、5・6年生がリモートで青山様のお話を伺い、2・3校時は、6年1組、6年2組がガイドランナーの体験をしました。

ガイドランナーとして、

①常に冷静で、前向きな気持ちでいること

②自分自身を高める意識をもつこと

③感謝の気持ちを持ちつづけること

を心掛けていらっしゃるそうです。

ガイドウォークの体験授業では、2人1組となって、目を隠している友達を、ロープを通して案内しました。

ガイドランナーは、短く相手にわかりやすい言葉で伝えなければなりません。段差や曲がり具合など、実際にやってみる難しい、という声が聞かれました。やっているうちにガイドする声もだんだんとはっきりとして、真剣に伝える姿が見られました。大変貴重な体験となりました。

  

青山様、どうも、ありがとうございました。