学校の様子

児童朝会 (9月7日)

雨降りの朝です。

今朝は、テレビ放送での児童朝会です。



日野市水泳大会でがんばった人たちへの表彰がありました。

個人の種目だけでなく、リレーでも良い成績をおさめました。



今日は副校長先生からお話がありました。

副校長先生のお話
栄六輔さん、「上を向いて歩こう」という有名な歌の歌詞を書いた人です、が小学生のころの話です。
小学生の永さんは新学期になったので「よし、何か人の役に立つことをしよう!」と思い
朝起きたら家の前の掃除をすることを思いつきました。
次の朝、永さんは、ホウキとちりとりを持って家の前を掃除し始めました。
掃除をしているうちにだんだん気持ちよくなって、ついでに向かいの家の前まですっかりきれいに掃除しました。
しばらくすると、お向かいの家のおじさんが出てきたので、ほめられると思っておじさんの方を見ると
「なんだ!君は!私が掃除をする楽しみを奪ってしまったのか。」と叱られてしまいました。
次の朝、おじさんに叱られないように自分の家の前だけを掃除しました、。
しばらくするとまたお向かいのおじさんが出てきました。そして
「なんだ!君は!自分の家の前しか掃除しないのか」とまた叱られました。
永さんはすっかり困って「おじさん、では僕はいったいどこを掃除したらいいのですか?」といいました。
おじさんは棒で道の真ん中に線を引き「いいかい、君はこの線から少しだけ私の家にはみ出るように掃除をしなさい。私はこの真ん中の線から少しだけ君の家にはみ出るように掃除をする。そうすると、いつも道の真ん中がきれいになって道を歩く人がいい気持ちでいられる。」と言いました。
さて、この話は普段の生活についてもあてはまるのではないかと思います。
「何か人の役に立ちたい」と思って行動することは素晴らしいことです。そのためは相手の立場に立って相手の気持ちを考えてみることが大切だと思います。
また、自分の分だけをしっかりやればよい、というのも寂しい考えです。自分の分だけでなく、ちょっとだけほかの人のために何かをしてあげる、みんながそう思って行動することで、一緒に生活している人たちみんながとても気持ちよく過ごせると思います。