学校の様子

地震・火災想定の避難訓練を実施しました

12月2日(火)の3時間目、地震発生後の火災を想定した避難訓練を実施しました。

子供たちは、「おかしも」(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)の約束を守り、真剣に訓練に取り組みました。

今回の訓練では、火災の発生に伴い、避難経路の一部で防火シャッターが実際に降ろされる状況を設定しました。

これは、実際の火災時には防火シャッターや防火扉が閉まり、いつもの避難経路が使えなくなる可能性があることを体験的に学ぶためのものです。

これにより、子供たちは普段使用している出入り口が閉ざされたと想定し、教職員の指示に従って非常口からの避難経路を確認しながら校庭へ避難しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員が避難完了後、校庭にて校長先生からの講評がありました。

校長先生は、火災で最も怖いのは炎よりも煙であることを伝えられ、また、人は非常事態に直面すると正常な判断が難しくなることに触れられました。その上で、今日の訓練のように防火シャッターが降りていつもと違う景色であっても、「どのように避難するかを事前に知り、どんな状況でも落ち着いて判断して自分の命を守る行動をとることが大切です。」というお話がありました。

この訓練を通して、子供たち一人一人が防災意識を高め、緊急時に命を守るための具体的な行動を再確認することができました。

本校では今後も、子供たちの安全を守るための教育を充実させてまいります。