学校の様子

教育実習生が研究授業を実施しました!

 本日、本校で学んでいる2名の教育実習生が、これまでの学びの成果を形にする研究授業を実施しました。2人とも、子供たちが生き生きと学べるよう、教材研究や準備に熱意をもって取り組みました。

【2年生】

 算数「長方形と正方形」の学習で、折り紙の長方形と正方形を角と角を結ぶ線で切るという具体的な活動を通して直角三角形を作り、その特徴について深く考えました。たくさんの発見があり、特に「切ってできた三角形は、どれも三角定規みたいな形になっている!」や「どちらの三角形も直角が一つあるね!」といった、具体的な気付きがありました。実習生は、子供たちの発見や気付きを大切にした温かい雰囲気の中で、学習への意欲を引き出していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【4年生】

 算数「がい数の表し方と使い方」の学習で、「見当をつける」こと、つまり「およそいくらになるか見積もる」ことの必要性を確認しました。子供たちは、商品の値段を見ながら、「大体いくらか知りたい」「1000円以内で買いたい(予算を超えないようにしたい)」「1000円を超えたい」といった目的の違いに応じて、切り捨て、切り上げ、四捨五入を使い分け、適切な概数を導き出す練習をしました。日常生活と結びつけて考える活動を通して、算数の学びが社会で役立つことを実感できる、活発な授業となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実習生はこの研究授業で得た貴重な経験を生かし、実習残り2日間でさらに教員としての力を磨いていきます。

 子供たちの真剣なまなざしと実習生の熱意が伝わる、実り多い一日となりました。