学校の様子

今年度初めての研究授業

7月7日は今年度初めての校内研究授業が行われました。岐津朝美主任教諭による2年3組の算数「水のかさをはかってあらわそう」の授業でした。

今年度の研究テーマは「自分の思いや考えを伝える力の育成~教科等における言語活動を通して~」です。算数科の中でどのように言語活動を取り入れ、思いや考えを伝える力を育成していくか、その上でどう算数科の特質に沿って学びを深めていくかを研究しました。


はじめに前時の復習をして、水のかさを表す単位を想起し、それらを使って3つの容器に入る水のかさを表すこと、そしてどの容器に入る水のかさが多いのか比べるという学習課題を確認しました。

予想をみんなで確認して、次の活動につなげました。

実際に測る活動を通して、単位を選んで分かりやすく表したいという思いを喚起し、自分の考えをもちやすくしました。

どの容器の水のかさが多かったか、理由や根拠を明確にしながら自分なりに書いて表現していました。

自分の考えを発表し合いました。その中で、友達の意見を、自分の考えと比較したり、よさを見つけたりしながら聞きました。

水のかさはリットルとデシリットル両方で表せること、また、単位をそろえて表すと比べやすいということを理解しました。慣れない体育館での授業でしたが、子供たちは最後まで集中して学習に取り組むことができました。