校長室だより

校長挨拶「すべての子供の活躍の舞台に」


        すべての子供の活躍の舞台に
                       校長 船山 徹
 令和3年4月1日付けで本校の校長として着任しました船山 徹(ふなやま とおる)と申します。お子さまのご入学、進級、おめでとうございます。今年度は、新1年生93名を迎え、全児童647名でのスタートです。51年の歴史がある本校のこれまでの取組を継承・発展させていくことができるよう、力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 私は、日野市に住んで30年になりますが、日野市の学校に勤務するのは初めてです。本校への着任にあたり、日野市の教育施策や本校のこれまでの教育活動について学んでまいりました。他の地域、他校にはない豊かな教育実践や様々な特色ある取組が、保護者・地域の皆様とともに行われて来たことを感じました。たくさんの方々が一緒になって、本校の子供たちを大切に育ててきたことが伝わってまいりました。これら一つ一つの取組を大切に、皆様のお力添えをいただきながら、さらに次のステップへと本校の歩みを進めていきたいと思います。

 本校では、日野市学校教育基本構想の「すべての“いのち”がよろこびあふれる未来をつくっていく力」の育成を目指し、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を核としてこれまでの教育活動を進めてきました。この立場に立ち、私は、「日野第八小学校を、

全ての子供の活躍の舞台にする」ことを目標にしていきたいと考えています。

 学校に行けば、楽しいことがある・・・。夢中になれるものがある・・・。自分のよさが認められ、ひとりひとりが安心して今もっている力を発揮することができる・・・。すべての子供が自分に合った方法で、仲間とともに、興味や関心のあることに存分に取り組むことができる・・・。教職員とともに、このような学校づくりを目指してまいります。そして、保護者・地域の皆様のご協力をいただき、子供たちの学びの場を地域へと広げ、様々な人々とのかかわりの中でより多くの価値観に接し、豊かな環境の中で体験を通して考える活動を行い、感性を磨いていくことができる教育活動を実践してまいります。

このことが、これまで本校が目指してきた「自分の夢をかなえ、自分で自分の幸せや生きがいをつかむ力」「『将来をよりよく』という視点に立って具体策を考え、自分の生き方や考え方を変えていく力」を育むことにつながっていくと考えます。

 このような考え方を基盤とし、子供たち、教職員、保護者や地域の皆様とともに歩んでまいります。皆様のお力添えをいただきますよう、お願いいたします。