学校日記

NPO法人 気象キャスターネットワークによる『空の教室』

 本日、地域支援コーディネーターの野澤さんによる学校支援活動の一環として、NPO法人 気象キャスターネットワークによる『空の教室』の講座が行われました。

 気象予報士として北海道やフジTVなどで活躍された浅川さんが、「天気と災害」「防災ワークショップ」の2点について、プレゼンや実際の動画を使って、わかりやすい解説をしてくださいました。天気、とりわけ、雲の種類から天気を予想することや、雷、竜巻、集中豪雨等の自然災害に対する注意、事前の兆候などについて、知識だけでなく、防災に対する意識を高めるという目的に沿って、子供たちに考えさせる講座でした。

 子供たちは、過去の自然災害のビデオを見て驚かされたようで、スクリーンを真剣に見つめていました。川の水はいきなり増える、橋の下で雨宿りをしてはいけない、坂道では水の流れが強く速い、マンホールの蓋は飛ぶことがあり、水が流れてしまうと、そこが大きな穴になる、木の側や木造家屋の側は雷が落ちやすい、雷が鳴っている時は地面に寝転んでないけない、竜巻が発生した時はカーテンを閉め、近づかない、といった具体的な自然災害からの避難方法をしっかりとメモしていました。

 特に、これからも危険が予想される集中豪雨に関しては、①真っ黒な雲 ②急な冷たい風 ③大粒の雨やひょう ④雷の音や光といった自然現象を見たら、すぐに家に帰ることを学んだので、『自分の身は自分で守る』という防災への基本姿勢を実践の場で生かせるといいなあと感じました。

 雲を作る実験や防災に関するグループごとのワークショップも体験できたので、災害について身に付く学びが出来たことでしょう。参加者が20名ほどでしたので、もっとたくさんの子供たちや保護者にも聞いていただけたら、と感じました。

 企画をされた野沢様、気象キャスターネットワークの皆様方には、感謝申し上げます。