学校日記

学校日記

7月10日(木)

今朝は、ゲーム集会がありました。

内容は、伝言ゲーム。

列の先頭に置いてあるボードに書いてあるお題を先頭の子が見て、後ろの子にジェスチャーで次々と伝えていきます。

さあ、みんな、うまく後ろの子に伝えることができたのでしょうか?

7月9日(水)

 

 

5年生の国語の授業「敬語」の様子です。

敬語は5年生にとって使い慣れているとは言い切れない、なかなか難しい学習のひとつです。

いい機会ですので、その仕組みや使い方をみんなで明らかにしようと、この授業ではチャレンジしています。

担任の先生が「着る」「見る」などの「基本の言葉カード」を黒板の上の部分に横に並べて貼りました。

「着る」の真下に「お召しになる」、その下に「着させていただく」の言葉カードを貼りました。

「他のカードをグループ毎に配るので、相談して黒板の正しい位置に貼ってごらん。」と先生。

そうです。担任の先生は、「尊敬語」「謙譲語」を5年生達が区別して貼れるのかを見極めようとしているのです。

さて、子供達によって「見る」の下には何が貼られるのでしょうか。他の「基本の言葉カード」の下に貼られる言葉も気になります。

その区別は子供達にとってぼんやりしたものかと思いますが、このように投げかけられ、子供達はよくよく話し合っています。

貼られた結果は・・・全グループ正解だったのです。すかさず担任の先生から「君たちすごいね」の言葉と満面の笑顔。

「君たちは、尊敬語と謙譲語を既に区別することができているんだね。」この言葉も嬉しいはずです。

「ところでこのふたつ、一体何が違うんだろうね。」

考えなさいと言わなくても、もう子供達は勝手に考え始めます。

どのグループも「誰がそれをするのかが違います」と見事に違いを言い当てていました。

学習はすべて、ぼんやりしていることをはっきりさせる活動です。

この授業では見事に子供たち自身が三敬語の違いをはっきりさせることができました。

敬語を使い分け、相手に敬意(思いやりの気持ち)をもって接する人に、一歩近づいたのではないでしょうか。

 

 

7月8日(火)

4年生の算数の授業、「考える力をのばそう」という単元です。

「たいちさんとりこさんは、60まいの色紙を2人で分けて、つるをおります。

りこさんのまい数の方が12まい多くなるようにするには、それぞれ何まいにすればよいですか。」

という問題です。

単純に60÷2を行っても、答えが出ない問題です。

先に終わった子が、自分の説明をしています。

4年生の他のクラスでも、同じ問題を解いていました。

他の子と違う解き方をした子が、自分の考えを説明をしています。

このように、自分の考えを相手に伝える力、相手の考えを聞いて理解する力や態度を小学校では育てています。

これからの生きる力として大事な力です。

5年生の保健です。

「なやみや不安をかかえたとき、どのようにしていけばいいか。」をみんなで考えます。

子供たちから出てきた方法を大別すると、

「趣味、好きなこと」「ストレス発散」「落ち着く」「忘れる」「練習」「体調を整える」「自分の思い(自分を応援する)(自分に自信をもつ)」「友達の声掛け」「休む」などの工夫がありました。

5年生になると、いろいろな対処のしかたが考えられるようになります。

これも、大人に近づくための生きる力の学習です。