せせらぎ教室より

9月22日(月)吃音グループ学習

今回の吃音グループも、低学年と高学年に分かれて行いました。低学年5名、高学年6名で実施しました。

 

〇低学年の活動

① 究極の選択:「出る きつおんは・・繰り返しだけ?他のもある?」という質問では、「繰り返しだけだな。」「私はつまりも出て、体がぐってなる。」「言葉が言えなくなって、えーっとってなる。」「つが長くなる。」などの意見が出ました。また、「音読とおしゃべりどっちの方がどもる?」では、「音読は自分のペースでしゃべれるから出ない。」「友達は速いスピードで話すから(それに合わせようとして)出る。」など、自分の吃音を振り返って話す姿が見られました。

② ワードウルフ:りんごとみかんなど似たお題を配り、少数派(ウルフ)を見付けるゲームです。持っているお題のヒントを出し合いながら誰が違うお題を持っているか予想し、最後に投票でウルフを当てます。お互いのヒントをよく聞き、考えながらヒントを言っていました。

 

〇高学年の活動

① 我らパパッ!と解決団:吃音に関しての悩みごとの例について各自解決方法を考えてメモをとりました。それをみんなでシェアしてより良い解決方法をアドバイスとして手紙にまとめました。全員が違う考えで、今までの学習の成果が表れているのがよく分かりました。遠慮して言えない友達も、手紙にすることで考えを伝えられました。全員の考えを盛り込むことができ、すばらしい活動になりました。

② だるまさんが拾った:「だるまさんが転んだ」のルールに加えフープの中を移動し、色々な大きさのボールを陣地まで運ぶゲームです。鬼の判断に従いつつも移動しているのが見つからないように取り組んでいました。みんな笑顔で楽しんでいて私達もほっこりした気持ちになりました。

次回の吃音グループ学習は、10月20日(月)15:45~の予定です。