学校からのお知らせ

廊下を走らない!

 たくさんの人がいるところでのマナーとして、動き回ることや大きな声で話すことは決して好ましいことではありません。人の迷惑になることがあったり、時には不愉快な思いをさせてしまうこともあります。さらに、動き回るということでは、自分がけがをすることや周りの人にけがをさせてしまうことにもつながります。マナー以上の問題になってしまいます。

 今日の全校朝会では、「ろうかをはしらない」ということについてお話をしました。急いでいたり、早くやりたい、といったときに、つい廊下を走ってしまうことがあります。難しいことではありますが、皆でそうした意識を高める、しているから間違っていると指摘するのではなく、そうした方がみんなの為にいいことだということを考える一つの機会にする、そんな風に考えてほしいと思っています。

 廊下を走らない、このこと自体、学校や同様な施設等では長い歴史の中では、永遠の課題になっています。ただし、例えば美術館や博物館、コンサートホールなどでは、走っている人や騒いでいる人はいません。結局、そこにいる人一人一人の意識の問題ですし、そうした環境をつくることが大切だと思います。幼いうちからそうしたことが当たり前の習慣になっていれば、走る、騒ぐ、といったことはなくなるのでないかと思います。言い換えれば、私たち教員も含めた大人の問題なのかもしれません。

 「今日、校長先生が走っちゃいけないって言っていたろう。」、そんな風に子供たちが廊下で注意しあっている声を今日はたくさん聞きました。それがいいことかどうかは別として、望ましい習慣として今後も子供たちの考えさせていきたいと思っています。