学校の様子(お知らせ)

1月の避難訓練

 1月の避難訓練を本日の中休みに実施しました。

 結果から言うと、とても残念な訓練でした。これまで4月からの避難訓練では、授業中、休み時間に限らず静かに落ち着いて行動していた子供たちでしたが、予告なしという状況になった途端、訓練、災害に対する意識の低さが一部の子供に出てしまったのが今回の避難訓練でした。

 地震が起こり避難を開始しますという放送がなった後に、校舎内でおしゃべりの声が聞こえる、校庭に移動するときにも友達と話をしている、校庭で遊んでいた子供たちの中に縄跳びをしながら校庭中央に集まっている、集まっている子の周りでボールに触れている、一次避難場所に集まった後友達とおしゃべりをしている、こういった子供たちの姿が見られたのは、非常に残念だと子供たちには伝えました。今朝の全校朝会で地震への対応を話したばかりでしたが、子供たちにとっては、自分の事としてとらえていなかっただけでなく、自分のとるべき行動が判断できていなかったのは、大きな課題だと感じました。もちろん全体ではないのですが、これまでの緊張感が薄かったのは確かです。予告なし・休み時間という状況だからこそ、実態が明らかになった、そんな風に感じています。

 『自分の命は自分で守る』、このことは、これまでも繰り返し伝えてきましたが、「自分で判断、自分で行動する」ことの難しさがよく分かりました。言われたからするのではなく、常にどうしたらいいのかを自分で考えられる人になってほしい、今回の訓練では強くそう感じました。2月、3月の訓練も子供たちに予告をしない訓練だけに、基本に立ち返って指導をする必要があると思いました。