学校の様子(お知らせ)

2015年3月の記事一覧

5年生 卒業式会場準備

 今日の6校時、5年生児童と教職員とで卒業式の会場周辺の準備、清掃等を行いました。

 5年生が張り切って会場となる体育館の清掃や座席づくり、体育館入り口や渡り廊下、靴箱等の準備と清掃、家庭科室内・廊下の飾りつけ・清掃、昇降口や靴箱、傘立て、廊下、かいだん、校門、体育館周辺の清掃など校内の様々な場所をきれいにしてくれました。毎年6年生を送り出すという意味で5年生がその役割を果たしている会場準備ですが、今年の5年生も自分がする、という意欲が見えたのがうれしく思いました。

 今年度も残すところ、あと10日余りとなりましたが、高学年の子供たちの学校を支える気持ちがこうして引き継がれていくのは本当に素晴らしいことだと感じました。5年生の子供たちも、まず卒業式、そしてその後も仲田小学校のよき伝統をつなげてほしいと願っています。
 
 
 
 

全校朝会 表彰

 今日の全校朝会で、「平成26年度東京都公立学校美術展覧会」に出品された2名の作品を紹介いたしました。大村 早絵子さんと渡辺 寧音さんの作品で、2人の作品を全校の子供たちに見てもらっただけでなく、東京都教育委員会から送付された賞状も渡しました。

 子供たちからは大きな拍手がわきました。来年度以降の子供たちの励みになるといいと思います。
 
 

交通安全に関してのお願い

 先週、日野市のお隣の多摩市内の交差点で、青信号を自転車で渡っていた小学生が左折してきた車にはねられ死亡するという痛ましい事故が起こりました。本校でも、翌日警察署から届けられた事故に関する注意を呼び掛ける文書を印刷し、全校児童に配布し、各学級で交通安全に対する注意を呼び掛けました。

 今朝の全校朝会で日野警察署日野橋駐在所の伊豆本様においでいただき、今回の交通事故に対する説明と注意、交通安全に関する呼び掛けを直接子供たちに伝えていただきました。身近な場所での事故でしたので、子供たちも伊豆本様のお話を真剣に聞いていました。

 本校の学区域で言うと、多摩都市モノレール沿いに立飛橋から高幡不動方面向かう道路と、多摩大橋からふれあいホール・陸上競技場(スポーツ公園)の間を通る道路が交差する信号周辺で、子供たちの飛び出しや車の巻き込み等でこれまで危険な状況が発生しています。昨年は、自転車の飛び出しによる事故もありました。青信号だから大丈夫ということでなく、さらに左右をよく見て安全を確認してから横断歩道を渡るという習慣を日頃から身に付けておけるように、ご家庭でも一言注意をお願いいたします。
 

避難訓練

 今日の5校時、今年度最後の避難訓練を実施いたしました。1年間のまとめということで、避難訓練の日時も時間帯も管理職と担当者だけが知っているという状況で実施いたしました。

 地震の後、1階家庭科室から出火という想定で訓練を行いました。東側の階段や非常口だけが通行できるという中で、子供たちはとても落ち着いて行動できていました。1年間の訓練の成果かと思っています。
 
 
 
 間もなく春休みに入ります。お出掛けをする人もたくさんいると思い ますが、どこにいても「自分の命は自分で守る」ことを考え、周辺の環境要因を冷静に把握し、的確に判断をし、落ち着いて行動に移すように、各家庭でもご配慮ご指導ください。

暖かな一日

 今日も気持ちの良い天気に恵まれました。花も咲き誇っています。日中は、すっかり春の気分です。ビオトープの中には、カエルの卵もたくさん浮かんでいます。子供たちが毎朝覗き込んで楽しんでいます。

 朝晩の冷え込みと埃、花粉が気になりますが、子供たちが元気に登校しているのはうれしい限りです。
 
 
 
 
 

5・6年生 合同練習

 今日の3・4校時は、5・6年生が合同で卒業式の練習を行いました。

 ほぼ式の流れと同様のことを行いましたが、緊張感のある態度で行動していました。まだ直すべきところはいくつかあるにしろ、卒業式という大きな行事に対する心構えは十分に育っているのを感じました。

 あと学校に来るのも来週、再来週だけとなりました。子供たちも健康に留意して、思い出に残る卒業式にする、そんな気持ちで過ごしてほしいと願っています。

 今日の練習の様子から
 
 


空き缶回収

 今年度最後の空き缶回収が今朝行われました。

 年間20回の回収日で、回収作業もスムースに行われるだけでなく、毎回一定量以上の空き缶が回収されています。回収作業のお手伝いに当たっていただきました保護者の皆様、空き缶をまとめておいていただいている保護者・地域の皆様方に感謝申し上げます。
 

5年生 卒業式の練習

 卒業式まであと10日ほどになってしましました。6年生は、証書授与、呼び掛け、歌などの練習が進んでいます。今日の午後は、5年生が本格的に卒業式の練習をしました。卒業生入場の曲の演奏、呼び掛け、歌など一通りのやるべきことを体育館で行いました。

 すごくしっかりとできた部分とまだまだ意識が薄い部分がありました。特に、歌声はこれからかなり気を入れて練習をしてほしいと思いました。

 練習の最後に、「やらなければいけない」卒業式なのか、「こうしたいという」卒業式なのか一人一人が明確な目的意識をもってほしいと伝えました。明日からは、5・6年生が合同で練習をします。素晴らしい式になるように、自分たちでつくる式になるように、5年生も一人一人の気持ちを高めていきたいと思います。そして、練習の中で成長する自分を感じてほしいと思います。
 
 

1年生 入学式の練習

 1年生は、来年度の入学式で在校生を代表して歓迎のあいさつをします。その合唱と合奏の練習を紹介いたします。集中が途切れやすいところも見られましたが、一生懸命に演奏しようとする気持ちが表れていました。入学式当日までまだ時間があります。きっと上学年として立派にその役割を果たしてくれることでしょう。頑張ってくださいね。
 
 

今日の中休みの様子から

 朝の冷え込みは、昨日・今日と厳しいものがありましたが、日が上がってくると、随分暖かくなります。今日の中休みは、たくさんの子供たちが校庭で遊んでいました。先生たちも何人か一緒に遊んでおり、とても楽しそうでした。冷たい風が吹いているので、体感温度は高くはないのですが、子供たちが元気に遊んでいる姿を見るのはいいものです。
 
 
 

3・11を迎えて その2

 2年生が書いた作文を何人か紹介いたします。素晴らしい内容です。

 わたしは、大しんさいはものすごくこわいんだと思いました。今もつらい思いをしてくらしている人がたくさんいるのに、わたしたちはふつうにくらし、ふつうに生きています。日野につなみはこなかったけれど、もし来たらものすごくこわいです。そのときは自分のいのちとみんなのいのちのりょうほうをまもりたいです。  あやねさん

 

 わたしはこの地いきにつなみがおきたら、まず高いところにひなんします。そのつぎに、まわりの人をたすけたいです。つなみがきたら、家がながされて、大切なものをすべてうしないます。そのときは、すごくかなしくなります。日野は、海や山がなくて、少しはあん心できるけれど、けっして東日本大しんさいのことはわすれていけないと思いました。わたしは、もしもじしんがおきたら、家ぞくの人たちと日野一中学校であおうとやくそくしています。うちは、一中が近いので、ひなんじょが近くてよかったです。一番大切なことがわかりました。それは、自分の命とみんなの命をまもることです。わたしは、今もかせつじゅうたくにすんでいる人がかわいそうだな、と思いました。わたしはこの話を聞き、つらい気もちでいっぱいです。だけど、じしんにあった人はもっとつらい思いでいっぱいだとあらためて思いました。    しおりさん  

 

  わたしはもし川のそばにいたら、さかになっていない高いおくじょうや学校の3がいやおくじょうがいいと思います。わけは、つなみはどこまでくるかわからないから、できるだけ高いところに上がってまん中にあつまった方がいいからです。これからもじしんや火じのひがいで人がなくならないようにがんばりたいです。もうそういうのがないといいです。東日本大しんさいのようにたくさんの人がながされなくなられました。そのせいで、いまもかせつじゅうたくでくるしい生活をしている人もいます。わたしは、そのことは今までしらなくて、とてもふべんだとすごく思いました。わたしは、地しんや火じのひがいはきょ大なかべに思えます。わたしは、こんなに地しんや火じのひがいがかなしくていやなものだとしらなくても、いまかせつじゅうたくでくるしい生活をしている人たちがいるから、お金を一生けんめいためて、くるしい生活の人をたすけてあげたいです。私の家ぞくがそうなったら、まずわたしがいきのこって、家を買ってくるしい生活をなくしてあげて、それから知らない人でもくるしい生活をなくして、みんなをしあわせにしてえがおになってほしいです。これからも、なくなられる人が多くならないようにがんばりたいです。              かのんさん                                                

 

 50mも大きなつなみがおそってくるって書いてあって、びっくりしました。だって、東京でもあんな大きなじしんがきて、びっくりしました。もうこんらんして頭がまっしろになって、なにもできなくなりました。でも、先生がふとんを頭にかけてくれてちょっとあんしんしたけど、いつおさまるかわからなくて、こわくてこわくて、でもおさまったときには、なにもたおれてなかったからあんしんしました。でも、ふくしまにいたら、かぞくがはなればなれになって、かなしかっただろうなあっておもいます。もしわたしになにかできたら、食べものや水をおくったり、もうふをおくりたいです。ほんとうにできたら、やりたいです。でもいまもゆくえふめいの人やいつでもこわれるかんたんないえに住んでいる人がいると思うと、かわいそうだなとおもいます。ほんとうに東京にいてよかったです。もう二どとおこってほしくないです。もしおこったら、ひなんをすばやくして、くんれんもれんしゅうだと思わないで、いっしょうけんめいがんばって、ほんとうにおこったら、くんれんをおもいだしてひなんじょにいってさむくてもねて、かぞくにあえるのをいのります。                          うるさん

3・11を迎えて その1

 3月11日の東日本大震災が起きてから、今日で4年が過ぎました。空は青く澄み渡っていて冷たい風が吹く1日になりましたが、こうして当たり前に過ごせていることが本当にありがたく思います。

 今日は水曜日とあって、地震の起きた14時46分には子供たちがいませんでしたので、職員会議を中断して教職員で1分間の黙とうをささげました。2度と大きな被害が出るような災害がないことを願いつつ。

 今週の月曜日の全校朝会で子供たちに紹介した作文集『つなみ』の中から、さらに2年生の下山学級ではいくつかの作文を読んで、今何ができるのかを考えたそうです。それぞれが作文として書いたものを読ませてもらいました。

 日頃から校長が呼び掛けている「自分の命は自分で守る」や家族を守る、友達を守る、といったことを書いた子がたくさんいました。もっと具体的に、柔らかいものを頭にかぶる、高い場所に逃げる、避難所に逃げる、友達の家や家族に電話をする、食料をみんなで分ける等の次に何をするべきかその行動について書いた子もいました。さらに、地震や津波は怖い、家族と離れるのは嫌だ、家や大切なものが無くなったら悲しい、おじいちゃんやおばあちゃんが心配だ、といった訴えるような作文もありました。みな真剣に考えているのがよく分かりました。

 4年前の3月11日に家の外にいて揺れを感じて、お店のものが崩れてきたという経験を書いた子もいました。細かなところまでしっかりと覚えていて、驚かされました。また、困っている人たちに食べ物や毛布を送りたいといった大人が考えるようなことをまとめた子もいました。2年生とはいえ、現実的な対策まで考えているのにはびっくりしました。

 たくさんの被害が出た自然災害は、今までもたくさんありました。これからも、来ては欲しくないけれど、恐らく近い将来地震や津波がまた襲ってくることもあるかもしれません。これからを生きる子供たちが、こうして辛く悲しい事実を知り、そこから学んだことを、これからの生き方や心の中に留めておいてくれると嬉しく思います。

1年生 至誠第二保育園・あずま保育園との交流会

 今日の午前中、近隣の保育園である至誠第二保育園とあずま保育園の園児さんたちと先生方が本校に来校し、1年生と交流活動を行いました。

 まず、1年生の算数と国語の授業を見ていただき、その後、各学級で学校紹介と「1年生になってできるようになったこと」を発表するところを見ていただき、質問を受けました。学校紹介では、国語・算数といった教科の学習内容や漢字の書き順を説明したり、縄跳び、コマ回しなどの遊びを見せたり、給食や掃除などの生活面でのやり方を教えてあげたりしていました。園児の皆さんも、興味深そうに見ていました。

 帰るときには、みな小学校に行くのが楽しみだと答えてくれました。1年生も手を振ってお別れを伝えるとともに、再会を楽しみにしているようでした。

 園児の皆さん、引率していただきました保育園の先生方には、ご来校いただき、ありがとうございました。

 活動の様子から
 
 
 
 
 

6年生 卒業前の奉仕活動

 本校では、卒業前の6年生がお世話になった学校にお礼を示すために、奉仕活動を行っています。学年で考えた作業や制作をすることになっていて、今年は、投てき板周辺の側溝の掃除をすることになっていました。

 今日の5・6校時に6年生みんなで一気に作業を進めました。冷たい風が吹いていましたが、力を出し合って掃除をしてくれたので、側溝はすっかりきれいになりました。

 6年生の皆さん、お疲れ様でした。ありがとう。
 
 
 

6年生 卒業式の練習

 6年生が仲田小学校に通う日も残り少なくなりました。すでに先週から練習は始まっていますが、今日の4校時、5校時は、証書授与の練習をしました。

 名前を順に呼ばれて、体育館舞台上に立ち、自分の将来の夢を語り、卒業証書を受け取る、これだけの事ではありますが、6年生の子供たちにとっては、一人一人が主役の卒業式の中でも、大切な時間になります。今日は、証書授与の練習は実質初めてではありましたが、本番と同じように66名全員が証書授与を体験しました。

 証書授与の練習をしながら舞台の上から6年生を見ていて、おしゃべりなどが聞こえない、姿勢がいい、受け取った証書を床に落とさない等の立派な練習態度が見られたのは、とても素晴らしいと感じました。まだまだ声が小さかったり、早く歩いてしまったり、うまく夢を語れなかったりする場面もありましたが、これからの練習の中で修正できます。真剣な態度はこれからの練習でもさらに磨かれることでしょう。

 歌や呼び掛けの練習など、やるべきことはいくつもあります。自分たちが納得できる自分たちの卒業式にしてほしいと願っています。

3・11を忘れない

 3月11日を今週の水曜日に控えた今日、月曜日の全校朝会で、東日本大震災について子供たちに呼び掛けました。

 まず、校長から4年前の3月11日に東北地方の太平洋側で大きな地震が起きたこと、信じられないほどの大きな津波が海から押し寄せたこと、津波は東北地方の様々な港や川に流れ込み、町を飲み込んでたくさんの方が亡くなったことと言った事実を子供たちに伝えました。その後、平成23年8月に『文芸春秋 八月臨時増刊号』として発行された『つなみ 被災地のこども80人の作文集』の冊子の中から南三陸町の当時6年生の子が書いた作文を、放送委員会に所属している6年の酒井さんに読んでもらいました。
 

 さらに、3月11日の南三陸町の町の様子の写真、2か月ほど経って同じ南三陸町で撮影された写真、校長が昨年の夏に南三陸町を訪れたときに撮影した写真等を体育館のスクリーンに映して子供たちに見せながら、3月11日から現在までの被災地の様子を伝えました。被災地の写真等はたくさんあったのですが、今日の朝会では、南三陸町周辺に限定した写真について話をしました。
 

 子供たち、特に低学年の子供たちの中には、4年前と言うと、ほとんど東日本大震災について分かっていない子もいたようでした。これだけテレビ等でも様々な面から取り上げられている自然災害の恐ろしさや現実の被害状況、予想される今後の災害、被害状況、災害に対する対策、避難方法などの情報でも、小学生のいる家庭ではどれだけ子供たちと一緒にその情報を確かめているか、具体的な対策や避難について話し合われているか、というと、正直難しいのではないかと危惧しています。今を生きているものとして、こうした話を風化させてはいけないと思います。学校としては、できるだけ機会を設けて、子供たちに分かる範囲での説明をしなければ、いざという場面で、生きてこない気がしています。その意味で、子供たちには、さらに『わたしたちに 今 できること』として、以下のようなことを伝えました。

〇じぶんのいのちをたいせつにすること

〇まわりの人のいのちをたいせつにすること

〇みんなのいのちをたいせつにすること

さらに具体的には、以下のことを伝えました。

1 今でも苦しんでいる人がたくさんいること

2 じぶんができることがあったら、すすんでやってみるゆうきをもつこと

3 あたりまえにすごしていることにかんしゃして、いっしょうけんめいに生きること

4 みんなが幸せにくらせるために、じぶんができることをかんがえ、すること

 少しでも、今日の話を聞いて子供たちが災害について考えたり、これからどうすればいいのかを話し合ったりしてくれると嬉しく思います。


PTA事前打ち合わせ

 真冬に戻ったような冷え切った空気になってしまった土曜日ですが、午前中PTA代表部の方々が集まって、今年度最後の運営委員会に向けての事前打ち合わせを行いました。

 今年度の代表部の皆さんの任期は、4月末のPTA総会までですが、その総会を行うに当たっての準備やその後行われる歓送迎会にまですでに話が進んでおり、後は確認する程度までになっていました。児童の絶対数が少ない本校でのPTA活動は、様々な面で制限があることも出てきます。それでも、学校行事も含め、保護者の方々がすすんでご協力してくださるので、学校が成り立っているように感じます。来年度の企画まで話が出ていましたが、学校と地域、家庭とがともに歩んでいけるような活動をさらに広げていきたいと考えています。

 学校は、今年度もあとわずかな日数になりました。まずは、25日の卒業式の日まで子供たちを大切に見守っていただけると幸いです。

6年生 卒業を祝う会 その2

 これまで長い時間を掛けて準備を進めていただきました卒業対策委員の皆さまをはじめとする本当にたくさんの保護者の皆様方には、心温まる時間を企画していただきまして、ありがとうございました。

 来週からは、いよいよ卒業式の練習もかなり本格化します。6年生の子供たちが、『卒業生』として小学校卒業に向き合える、そんな気持ちのさせていただいたのではないかと思います。幸せな子供たちだと思うとともに、思い出に残るいい卒業式にしたいと感じました。