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学校公開・セーフティ教室
5月17日(土)の学校公開には多くの方にご参観いただき、ありがとうございました。
今回の学校公開ではセーフティ教室が行われました。今年度はネットモラルを学ぶことをテーマとして、東京都ファミリーeルールの方を講師に招きました。
1~4年生は「ネットのな・か・ま」というテーマでネットモラルを考えました。この「な・か・ま」とは
な・・・ないしょにしよう!たいせつなパスワード
か・・・かんがえておくろう!ともだちへのメッセージ
ま・・・まもろう!おうちの人ときめたつかいかたルール の3点です。
個人のネット上のパスワードは家の鍵と同じくらい大切なもので、パスワードを盗まれるとさまざま悪用されてしまうこと。さらにその悪用が悪口につながり、通称”わるくちミサイル”がネット上で行き交うと結果として相手も自分も傷ついてしまう。また、SNSの文字だけでの文章からは本当の相手の気持ちを読み取ることは難しい。だからこそ、これらのことを踏まえ、お家の人と使い方ルールを決め、モラルをしっかりもって活用することが大事であることを学びました。
5・6年生は「被害者にも加害者にもならない!スマホ・SNSの安全教室」というテーマでした。子供たちに特に意識させた内容としては、被害者にも加害者にもならないということでした。例えば、はさみを使うときのマナーについて考え、当然とがっている方を人に向けないと子供たちは答えました。はさみは便利であるけれど、一歩使い方を間違えると加害にも被害にもなってしまう。つまり便利な道具も使い方によっては被害・加害になってしまい、それはスマートフォンやSNSも同じであることを確認しました。
その後、ネット依存、ネットいじめ、SNSに関する法律、何か起きたときには傍観ではなく介入という内容を学び、最後にゲーム依存について考えていきました。依存とは止めたくても止められなくなる状態であり、そうならないためにどうしたらよいのかを考えました。
今回のセーフティ教室をとおし、今の生活には欠かせないインターネットやスマートフォンをモラルをもって使うことで自分たちの生活が豊かになることに気付いていればと思います。
(2016年4月から2018年3月まで)