日誌

4学年『学校公開・道徳授業地区公開講座』

先週の学校公開には、多くの保護者の方々にご参観頂きました。

ありがとうございました。

 

土曜日の公開日、4年生では国語と算数の授業を公開しました。

算数はカレンダーを使った授業を行いました。

カレンダーは、一番身近な数表です。数表には、面白いきまりがいろいろ潜んでいます。

今回は、そのきまりをみんなで見つけていく学習をしました。


計算練習をしたり、公式を覚えたりすることも大切ですが、算数・数学はもともと物事の考え方を学ぶ学問です。

今回の授業では、より簡潔で効率的な方法を考えたり、いろいろなパターンの中からきまりを見つけたり、なぜそのきまりが成り立つのかを追求したり、さらに友達の考え方を聞いて理解したりするようなことをねらいとした授業でした。

道徳地区公開講座では、物語『花さき山』を通して、「美しい心」について考えました。

やさしいことをすれば花が咲く花さき山。

「このクラスの花さき山の花は、どんな時に咲きましたか?」

と聞いたら、子供達からいろいろな意見が出てきました。

・友達と一緒に帰った時、お家にまだお母さんが帰ってきていなかったので、その友達はお母さんが帰ってくるまで一緒にいてくれました。

・黒板をまだうつしている人がいるのに間違って消してしまった時に、友達が来て黒板を一緒に書き直してくれました。

・電車に乗っている時、おばあさんに席をゆずってあげました。

そうしたら、本当に教室にたくさんの花が。


算数でも道徳でも、

「わー!すごい!」「あー!そっかぁ!」「おもしろい!」「できた!」「分かった!」

そんな子供達の声が聞かれました。

4年生では、そのような、子供達の『感嘆詞』(心が動いた時に思わず発する言葉)がたくさん出てくるような授業を、今後も目指していきます。