2日間にわたり、5年生対象に電子顕微鏡体験教室が実施しました。
<電子顕微鏡とは?>

電子顕微鏡は、電子を用いて物質を100万倍に拡大することができ、1nm(ナノメートル)の物まで観察できる装置です。見える画像は白黒で、顕微鏡内部は電子がちりや空気にぶつからないように真空状態になっています。
<何に見えますか?>
第1問

子供たちからは、「ドクロだ。」という声が挙がっていましたが、何に見えますか?
正解は、「竹炭」です!
第2問

「輪ゴムだよ。」
「布の繊維だと思う。」
正解は、「ストッキング」です!
「いろいろな視点から物を見ること」「自分の考えをもつこと」「友達の考えを聞くこと」の大切さを改めて教わりました。
<実際に電子顕微鏡を使って>
子供たち一人一人が電子顕微鏡を使ってモニター越しに、物質を観察し、ベストな見え方を狙って写真を撮りました。

同じ物質でも、倍率が違うだけで、全く違った見え方になることに驚いている子供たちでした。

電子顕微鏡の知識や写真だけでなく、スケッチ帳や消しゴム、シールのお土産までもらった子供たちは、とても満足した表情をしていました。
ご家庭でも、持ち帰った写真やパンフレットを話題にしていただけたらと思います。
この学習を今後の理科の学習において生かせるように、担任も指導を工夫してまいります。
日本電子株式会社の皆さま、貴重な体験とともに、多くのことを教えていただき、ありがとうございました。