学校・学年・学級だより

たずねびと(5年)

5年生の子供たちは、国語の授業で、朽木祥さんの作品である「たずねびと」を読み進めています。作者である朽木さん本人が被爆2世であるようす。この「たずねびと」は物語文ですが、かなり事実であるかのように書かれている作品です。

原爆供養塔、原爆資料館、納骨名簿など、5年生の子供たちにとって、聞きなれない言葉がたくさん出てきます。物語を深く読んでいくために、原爆供養塔納骨名簿の実物を5年生の子供たちに見せてみました。この中に同姓同名の名前があったら、自分だったらどうするか・・・と、主人公の綾と自分とを比べながら読みを進めています。

作者は、このお話を通してどんなメッセージを伝えたいのか、今後、みんなで読み深めていきます。