学校・学年・学級だより

公倍数(5年)

5年生のある教室から、子供たちの歓声が聞こえてきたので教室の中に入ってみると、算数の学習をしていました。どうやら、「倍数早見付けゲーム」の真っ只中のようです。

学級が2つのチームに分かれて、競い合っています。チーム代表の子供が、黒板の前に立ち、勝負に挑んでいます。先生から、それぞれのチームに出された「◯の倍数」という課題に合った「数カード」を選んで、所定の場所に貼り付けていきます。

何回かの勝負を繰り返していくうちに、観戦している子供たちが「12を先に取れ!」「24も!」などのアドバイスを言い始めます。片方のチームは「3の倍数」、もう片方のチームは「4の倍数」を見付けています。勝負をしている相手と、取り合わなければならない「数カード」があることに気付いた子供たち。

5年生の子供たちは、取り合わなければならない数が「公倍数」であることを学びました。子供たちの笑顔が印象的な授業でした。