学校・学年・学級だより

【5年生】収穫祭

 【5年生】収穫祭

 

5年生が5月から育てていた稲。

植えたお米がもち米であることから、

何ができるかを考え、

「おもちにしよう」「お世話になっている人に食べてもらおう」

と計画し、大事に育ててきました。

種もみ、田植え、田んぼのお世話、かかし作り、

稲刈り、脱穀、精米と取り組んできました。

そしてついに、そのお米を食べるところまで

こぎつけました。

一人一人が餅つきについての歴史や文化、手順、

味付けのし方を調べ、話し合ってきました。

 

いざ、本番。

1・2時間目を使って、味付けの材料作りです。

あんこです。こしあんと粒あんを混ぜ、お湯でのばします。

ちょうどよい硬さになるように・・・

きなこです。きなこに砂糖と少しの塩を混ぜました。

味見を少々…何度も重ねて味を調えました。

のりおかかです。かつお節にのりをちぎって混ぜます。

フリフリフリフリ楽しそうに振っています。

辛み大根です。地域の農家の方々からいただいた大根をおろします。

おろし金初体験の子も、家でお手伝いしている子も、がんばりました。

小休憩を挟んで3・4時間目はいよいよ収穫祭。

始めの会では稲作でお世話になった方々へお礼を伝え、

地域の方からお餅のつき方のコツを習いました。

いざ、もちつき!

なかなか様になっていますね。

 

次は自分たちがついたおもちをちぎります。

味のついたもちをもらったら、

「いただきます!」

お世話になった方々に感謝の気もちを込めて、

おもちと手紙を渡しました。

いつもお世話になっている、お家の人にも、

感謝の気もちを込めておもちを食べてもらいました。

 

収穫祭を終えた子供たちの感想です。

「自分たちが育てたお米を、自分たちで餅つきをして、

食べることができてよかったです。」

「初めて餅つきをして、とてもいい経験ができました。

調べたことを実践することができました。」

 

お米の収穫をみんなで喜ぶことができ、

収穫できたことに対して、感謝することができました。

お手伝いいただいた地域の方々、保護者の皆様、

本当にありがとうございました。

 

子供たちには、また、ぜひどこかで、日本の伝統文化である餅つきを

してもらえたら、その時に今回のことを思い出してもらえたらと思います。