カテゴリ:お知らせ
大雪・・それでも春はそこまで来ています
一夜明けて、今朝は東京・日野も一面の白い世界になっていました。
雪の降った後の空気は、冷たいけれど実にさわやかです。
(北国育ちの自分にとって懐かしい原体験がよみがえってきます・・・)
わずかな時間の冬景色も、暖かな春の日差しによって、あっという間に消えそうです。
早朝は凍っていた路面も、7時を過ぎると 溶け始めてきました。 | |
朝8時から9時。たった一時間で大きな変化です。太陽の偉大さを実感。 | |
冬芽におおいかぶさった雪も、しずくとなって溶けていきます。木々達は、着々と春に向けて準備を始めています。 | |
ベンチの上には、まだふかふかの雪が残っています。お日さまが、隠してしまう前に、子ども達は、ベンチの雪に気づくかな。早く出ておいで! |
11回の研究発表会が終了しました
◆昨日で、日野市教育委員会研究課題校と研究奨励校の研究発表会が終了しました。
「教育の日野」です。研究発表会は合計11回にも及びました。
研究した内容とその成果は、市内の全校で共有し、教師の指導力の向上、授業改善につなげていくことはもちろんのこと、
ひのっ子の学力向上など、直接子ども達の成長に還元されるように努力を続けていかなければならないと思っています。
◆各校の研究発表会の様子については、開催された日、またはその翌日に、本サイトから発信しています。
◇11月 1日(木)日野第一小学校 元気な子どもの育成~食育・体育科を中心とした心と体の健康づくり~
◇11月 2日(金)三沢台小学校 「感じる 気づく 考える」~自ら知を創造する理科学習を目指して~
◇11月22日(木)平山小学校 確かな学力の育成~考える力を伸ばす授業を目指して~
◇11月30日(金)大坂上中学校・日野第三小学校・日野第七中学校・東光寺小学校
小・中連携による 子どもの力を伸ばすための指導方法の工夫・改善
~9年間を見通した系統的な指導計画づくりと指導の実践~
◇ 1月23日(水)日野第八小学校 考える力を育てる授業の工夫~国語科における言葉を大切にする活動をとおして~
◇ 1月25日(金)潤徳小学校 「わかった!できた!」を引き出す授業力の基礎・基本~特別支援教育の視点を生かして~
◇ 1月29日(火)平山中学校 ICTを活用した魅力ある授業をめざして
◇ 1月31日(木)日野第三中学校 校務支援システムの活用実践
◇ 2月 1日(金)日野第三小学校 国語科におけるICTの活用
◇ 2月 5日(火)日野第五小学校 ふれあう心と言葉~思いや考えを豊かに伝え合う子を育てる~
◇ 2月 8日(金)日野第二中学校 総合的な学習の時間を生かした3年間の食育カリキュラムの研究
◆上記の各校の研究発表会を開催するにあたり、保護者、地域の方に多くのお力をいただいたことに感謝いたします。
特に、発表会開始前の準備や当日の寒い中での案内、片付けなどお気遣いをいただきまして本当にありがとうございました。
市長の月曜スピーチ
★毎月1回、月曜日の朝に、市長が庁舎内の市民、職員向けにスピーチを行っています。
2月の月曜スピーチは、市長の仕事の都合で今日になりました。
市長は、先日の研究発表会に参加されたときの感想を、庁内放送で語ってくださいました。
★以下、そのスピーチの内容です。(一部)
庁舎内にいらっしゃる市民の皆様、職員の皆さんおはようございます。市長の馬場弘融です。
日曜日の節分には冷たい雪が降りましたが暦の上ではもう春になりました。とはいえ、しばらく寒さが続きそうです。インフルエンザや風邪にはご注意ください。
さて今月は仕事の都合で多忙を極め、水曜日のスピーチになりました。実は月曜日から火曜日まで、このところ国会で大きな話題になっている道路特定財源について陳情活動を行ってきたのです。近隣の国会議員各位はもとより財務大臣や国土交通大臣はじめ両省の幹部にお会いし、道路についての現税制ならびに暫定税率の維持をお願いしてきました。
そこで今日は、年頭スピーチに引き続いてその陳情と、先週行われたICT活用教育の研究発表で大変感銘をうけましたので、この二つのことについて話します。
(はじめにお話された道路特定財源についての陳情については省略)
ICT活用教育の研究発表についてお話します。
去る2月1日、日野第三小学校で「国語科におけるICTの活用」について研究発表会がありました。
このところ市内小中学校ではICT活用教育が積極的に進められています。教育委員会のICT活用教育推進室とメディアコーディネーターたちがしっかり支え、全ての学校で先生方が熱心に取り組んでいます。単にパソコンを使った教育が行われるだけではありません。授業内容が充実し、わかりやすく興味の持てる授業に発展しているようです。授業の準備はもとより校務の効率化にも役立っています。さらに、文部科学省や多くの自治体からも高く評価されているのです。
そんなICT活用教育の現状を知りたい、ということで日野三小での発表会を見学したのです。一年生から六年生の各クラスに加え特別支援学級まで、全てのクラスで公開授業が行われました。学年ごとに工夫した内容です。デジタル教科書、書画カメラ、音声のデーターベースなどがしっかり活用されています。みんなで一つの文章を作り上げるため、手直しや推敲記録をスクリーンで確認しながら進める授業もありました。ひばり学級でもデジタル資料が活躍していました。
一番感心したのは六年生。自分の卒業論文をパソコンで仕上げるという授業です。論文作りの途中経過に、クラスのみんながかかわります。自分の考えをみんなに伝える際、大きな画面による表現がどれ程有効か、はっきりわかります。みんなの参考意見を聞き、何人かの発表を見て、自分の論文作りを手直しする。お互いに考えを述べ批評し合う。先生の指導により活発な意見交換がなされていました。みんなの参加のもとで、一人ひとりの論文が仕上がっていく。ICT活用教育の見事な例だと思いました。
全ての学校に対するICT活用の予算投入は決して間違っていなかった、と実感させる発表会でした。パソコンの威力を再認識しました。
今日は道路特定財源の日野市における重要性と、ICT活用教育の現状について話しました。
いずれにせよ、国も市も予算組みの最終段階です。市民の皆様も、国会の予算ならびに道路関連法案の審議について強い関心をもってほしいと思います。
それでは職員の皆さんは、市民サービス向上を目指しつつそれぞれの業務を進めていただくようお願いして、本日のスピーチとします。
★改めて市長の偉大さを実感しました。
お忙しい中、研究発表会に駆けつけてくださり、一回り授業を見ていただいて、すぐに授業内容まで深く理解してくださいました。
大変うれしく、また、誇りに思います。
市長に感謝したいと思います。
第四幼稚園教育委員会訪問
今日は第四幼稚園の教育委員会訪問を行いました。
生活発表会に向けて取組んでいる姿を見せていただきました。
さくら組(年長組)とすみれ組(年少組)の合同のグループでは、もうすぐ小学生になるさくら組さんが、すみれ組さんにやさしく教えてあげている場面が見られました。
雪にもめげず、園庭で豊かに実らせている ミカンの木。 | お話のタイミングに合わせてOHPを操作します。なかなかの手さばきです。 |
教育委員さんに披露する靴下人形チーム。 踊りながら歌うのはちょっと難しい・・・ | さくら組・すみれ組合同の踊り子チーム。曲名は「ダブルアクション」で、隊形移動もあります。さくら組の仮面ライダーは、すみれ組のあこがれ。見よう見まねで振り付けを懸命に覚えています。 |
創作振り付けが完了した踊り子チーム。 「おじゃ魔女」の曲に合わせて、 なりきって踊っています。見ていた 他のチームも一緒に踊っています。 | 午後のお話会。声優の森田チアキさんの見事な語りに、みんなお話の中へ引きこまれていきます。このようなプロの方が、第四幼稚園の幼児教育にボランティアとして関わってくださっていることは、本当にありがたいことです。本物のすばらしさに触れ、ますますお話が大好きになった子ども達です。 |
降園時には、園庭の雪はすっかり 溶けていました。 | 残りの雪を求めて、園舎の周りを歩き回る園児達です。 |
雪が降っています
夕方になってもやみそうにありません・・・
市役所前の桜並木 | 中央公園 |
モデル校の研究発表会を終えて
今週は中学校2校、小学校1校のモデル校による研究発表会が行われ、いずれも大変好評でした。
研究発表を終えて、3校の先生方は、いずれもすがすがしい表情をしていらっしゃったのが印象的でした。
リーダーシップを発揮してくださった校長先生。
職員を支え、最後まで動き回っていらした副校長先生。
いろいろと気配りをしながら、研究を後押しされていた教務主幹の先生。
1年間研究をリードしてがんばってくださった研究主任の先生。
熱心に取り組んでくださった先生方。
校内環境を整えてくださった職員のみなさん。
3校のモデル校の教職員のみなさんに感謝いたします。
そして
日野市のICT活用教育をここまで引っ張ってくださった東原教授に改めて感謝いたします。
東原教授は、モデル校等の校内研修会にも、授業の設計にも、直接出向いてご指導下さいました。
ある時は、ICT機器を気軽に使えるきっかけに・・・と、接続方法から一緒になって教えてくださったり、
ある時は、大学からスカイプによる授業の実況中継をご覧になり、授業の流れや発問・声かけについて指示をくださったり
ある時は「ICTを無理して使おうとしてませんか。教科の目標の達成のためのICT活用でなければ」と、げきをとばしてくださったり、
お忙しい中、時間を割いてくださって、常に現場の状況に即した具体的な指導を下さいました。
また、実践の意義や先生方の思いを汲み取って、パンフレットやプレゼンのためのキーワードも提案して下さいました。
戸惑いながらもアドバイスにそって実際にやってみると、後で納得できることが多かったとの声が聞かれました。
東原教授は、簡単なところからスタートしても、最終的には質の高い授業を求めていらっしゃることが感じられました。
これほどまでに現場に寄り添ってくださる専門家はいらっしゃらないのではないかと思うほどです。
また
市議会議員の方も見に来てくださいました。(議会事務局を通して全議員の方に案内を配布しました)
市長、副市長も見に来てくださいました。
情報システム課の職員、教育委員会の職員も集まってくださいました。
ネットワーク関係やICT機器関係はもちろん、本市のICTに関係する企業の関係者も多く集まってくださいました。
さらに
本市の小学校の校長先生方が視察でお世話になった塩尻市教育委員会の方々もかけつけてくださいました。
市P教の方々、保護者の方々も多く参会してくださいました。
推進室のWebサイトを見て公開を知ったと、遠くの地から参加くださった先生、いかがだったでしょうか。
本当に多くの人たちが力を貸してくださったこと、そして多くの方が応援してくださっていることに感謝いたします。
東京都で成果を報告
大坂上中学校主幹の森田先生が、中学校の事例報告者兼シンポジストとして日野市の代表で参加しました。
★1月24日(木)「学力向上諸事業連絡会」(東京都多摩教育事務所)
この会の対象は、学力向上諸事業に関係する都内17校の管理職、研究主任と、管轄する教育委員会の指導主事です。
平山小学校が、平成17年度から3年間にわたって取り組んできた授業改善への取組について報告しました。
研究発表会に備えて
特に明日から始まるモデル校の研究発表会には、推進室のメンバー全員が参加します。
授業については、ここに至るまで、先生方と一緒にやってきたので心配ありませんが、
ICT環境についてはそうはいきません。常に気を配っています。
万が一のトラブル発生時の対応など、事前に細かな打ち合わせをしています。
プレゼンテーション
いよいよ今週は、ICT活用教育のモデル校による研究発表会が開催されます。
トップバッターは29日(火)平山中学校。その後、31日(木)日野第三中学校、1日(金)日野第三小学校と続きます。
29日は、都教委が主催する「ICTを活用した授業実践フォーラム」が開催される日でもあります。
この日は、大坂上中学校に日野市の代表として中学校の実践を報告していただくことになりました。
(テーマは「ICTを活用した授業と校務の情報化への挑戦」)
平山中学校にて。
管理職、教務主幹、研究主任、研究推進委員でプレゼンテーションデータの最終チェックです。
大坂上中学校にて。
管理職と教務主幹でプレゼンテーションデータの最終チェックです。
◆市役所の職員もプレゼンテーションの腕を磨いています
日野市役所内でも、今年度から各部署によるプレゼンテーションが定期的に行われています。
互いの業務内容を理解することはもちろんですが、職員のプレゼンテーション能力を向上させることもねらいのようです。
魅せるプレゼン技法に関する研修会まで開催されることになりました。
明日28日は、教育部の発表日。学校教育部門と生涯学習部門の2つに分かれて、プレゼンテーションを行う予定です。
発表者は若手の職員。先週は、本番に向けて、部内でしっかりリハーサルも行いました。
◆子ども達もプレゼンテーションを行っています
先日、環境情報センターの職員から次のような話を聞きました。
市内の中学生が、つばめについて調べてまとめたプレゼンテーションは、内容も圧巻だった・・・というのです。
市内の多くの学校で、総合的な学習の時間等でプレゼンテーションが行われていますが、優れた実践に共通していることは、内容が「探究的」であることです。
自ら課題を見つけ、様々な方法でその解決を図り、表現し、発信しています。
先日、次期学習指導要領改訂に向けての答申が出されましたが、そのなかで、学力の重要な要素は、「基礎的・基本的な知識・技能の習得」に加えて、「それらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等」及び「学習意欲」であると示されています。
教科や総合的な学習の時間で、探究活動とそれに関するプレゼンテーションを行う意義は大きいと考えます。
市内の子ども達の優れた実践をもっと発掘したいと思います。
来年度は、市内の小・中学生のプレゼンテーション大会を開催することも検討しています。