過去の推進室情報 2011年

推進室情報 2011年

登校支援プロジェクトの講演会開催

平成23年6月25日(土)午前10時より、日野市民会館小ホールにおいて、不登校問題に対するプロジェクト「日野サンライズプロジェクト」の講演会を開催いたします。

22年度のプロジェクトの取り組みを報告した後、明星大学人文学部教授 福田 憲明 先生より、「不登校児童・生徒への支援の在り方」という演題で、ご講演をいただきます。

学校関係者をはじめ、保護者、地域の方々にぜひ聞いていただきたいと存じます。


 

多くの方のご出席をお待ち申しております。

別府市から市議会議員が視察に来られました

6月14日(火)、大分県別府市の市議会議員の方が、日野市のICT活用の状況を視察に来られました。

この日は、日野第四小学校で、日野市のICT活用教育推進委員の先生方の研修会がありました。

四小での、ICT機器を活用した授業を見ていただきました。


  

一人1台のタブレットパソコン、インタラクティブホワイトボードの活用、書き順などにもしっかりと対応している手書きドリルなどのソフトを効果的に活用した授業も行われていました。

   

市議の方は、日野市の環境整備や、学校への支援体制などに強く関心を示していました。

ICT活用管理職研修を行いました

6月9日(木)、日野市立教育センターで校長対象の「ICT活用管理職研修」を行いました。

日野市では、毎年度当初に、管理職対象の研修会を行っています。
ICT活用教育の充実には、校長のリーダーシップは欠かせません。
市内全小・中学校25校の校長先生が一堂に会しました。

初めに、今年度、教育委員会に着任しました、大野正人教育指導担当参事より、これからの日野市のICT活用教育のビジョンについて説明しました。
その中で、大野参事は、「前任の地域では、多くの予算を投じて、環境整備を図ってはいたが、教員をサポートしてくれる人材がいなかった。
日野市には、メディアコーディネータが、導入当初からきちんと位置づけられてきた。そのことが何よりすごいこと。」
と話していました。




続いて、毎回、この研修会の講師をお願いし、そして、日野市のICT活用教育の推進にご指導ご助言をいただいています、信州大学教育学部教授 東原 義訓 先生から、4月28日に文部科学省から出された「教育の情報化ビジョン」、日野市のICT活用教育の方向性などについてご講話をいただきました。



ICTを効果的に活用することで、授業がどのように変わっていくか、また、ICT活用のさらなる可能性について、校長先生方もいろいろと思いをめぐらしていました。

  

また、今年度は、ICT機器の入れ替えの時期です。
その概要について、ICT活用教育推進室の 上野主任より説明をしました。



そして、最後に、毎年この研修会で行っている「ICT活用指導力調査」の調査結果の分析について、講師の東原先生よりお話をいただきました。

講師の先生、校長先生方の熱気に包まれた研修会でした。

絆プロジェクトの視察に来られました

5月20日(金)、総務省から審議官を始め、4人の方が日野市に来られました。
昨年度の総務省の「地域雇用創造ICT絆プロジェクト」に選ばれた、日野第四小学校と平山小学校を視察されました。



このプロジェクトで配備した一人1台のタブレットPCや、教材、ソフトなどを効果的に活用しています。



教室でも、一人1台のタブレットパソコン使って、協働学習や個別学習できます。

ICT活用研究委員会

5月19日(木)、日野市立教育センターで、日野市のICT活用教育の戦略本部とも言えるICT活用研究委員会を開催しました。



学識経験者を中心に、学校関係と庁内の関係部署のメンバーで構成し、日野市の学校教育におけるICT環境の整備やICT活用に関する調査研究と推進を図ります。

今年度も、学識経験者として、信州大学教授 東原 義訓 先生に、指導、助言をいただきます。


会議の事務局は教育センターの所員が務めてくださっています。この日は教育センター所長も出席されました。

日野市へようこそ2 ~転入者研修~

日野市では、新しく日野市に着任された教諭、主任教諭、主幹教諭の先生方を対象に、ICT活用の転入者研修を実施しています。
今年度は、4月18日、21日、28日の3日間で74人の先生が受講しました。

研修の目的は、日野市のICT活用教育について理解していただき、授業や、校務で、効果的に活用してもらえるようにすることです。



また、セキュリティについても、企業の方から話していただきました。「一人が破れば、全滅」です。



今年度は、平山小学校を会場に、ICT機器を活用している授業の場面も見ていただきました。

  

(受講された先生の感想より)
・インタラクティブスタディで個々のつまずきがわかり、教員が個々に指導できることや児童
 が自分に合った問題ができる
 ことがいいと思った。
・前任校には、教員一人1台のパソコンもなかった。機器が充実している分、きちんと活用し
 ていきたいと思った。
・前任の地区では、設備的には日野市に近いものが入っていたが、異動者に対しての研修は学
 校にまかされていたので、
 担当者が大変であった。このような研修は、詳しくない教員には助かると思う。
・充実した研修だったが、情報がとても多かったので、機器の使い方など、実際に操作できる
 とより分かりやすいと思った。
・実際の授業風景を見て、どのように使ったらいいのか分かりやすかった。パソコンに苦手意
 識があったが、少し不安がなくなった。

初任者の研修です

4月19日(火)
教育センターで、第1回若手教員育成研修1年次(初任者)・新規採用者研修がありました。
この4月より新しく教員となって日野市に着任された先生方の研修会です。



まず初めに、大野 正人 教育指導担当参事から、社会人として、教師としての心構えについてお話がありました。

  

次は、日野市のICT活用教育についてです。
校務支援システム、情報セキュリティは、日野市のICT活用を支えてくれている企業の方から、そして、日野市で導入しているICT機器の活用については、日野市のメディアコーディネータから説明しました。

校務支援システムで、校務を効率化し、生まれた時間は、子供たちと一緒に。情報セキュリティ
「一人が破れば全滅!」
情報セキュリティ5か条を意識して。
52インチ大型モニタ、書画カメラなど、子供たちのために効果的に活用を。メディアコーディネータが、いろいろとサポートします。

教員としての第1歩を歩みだした33名も、日野の子供たちのために、ICTを効果的に活用し、楽しく魅力ある授業を目指します。

(初任者の感想より)
・日野市に配属になり、学校の中がICT機器であふれていることに驚いた。(小学校)
・ICT機器が充実している日野市で勤めていることは、とても幸運であると知り、もっと授
 業でICTを使い、子どもたちに楽しくてわかりやすい授業を実践していきたいと思った。(小学校)
・最後に見せていただいた小学校1年生のICT機器を使った発表にはカルチャーショックを受けた。(中学校)

はや、桜も終わり・・・

例年に比べて遅く咲いた桜。
入学式や入園式に、新入生を温かく迎えてくれました。

(4月8日撮影)(4月19日撮影)

その桜も、もう花を落としています。

市内の幼稚園や小・中学校では、新年度がスタートして2週間が過ぎようとしています。

新しいスタートをきった学校や子供たちのようすを、それぞれのWebで発信していますので、是非ご覧ください。

日野市にようこそ ~養護教諭対象の研修~

4月15日(金)
今年度、日野市に来られた養護教諭の先生を対象に研修会を行いました。

校務支援システムの保健管理機能について、メディアコーディネータから説明をしました。




毎日の出欠管理、保健室への子どもの来室の状況、健康診断や検診にかかわること、保健日誌など、校務支援システムによって様々なことが効率的に行えます。



子どもたちの心と体の健康をよろしくお願いします。

学校経営研修会

日野市では、毎年4月初めに、日野市外から転任された校長先生、副校長先生、昇任された校長先生、副校長先生対象の研修会を実施しています。
この研修会は、本市の主要施策について理解を深め、学校経営を推進していただくことを目的としています。

【平成23年度の主要施策】
  ・ICT活用教育の充実
  ・特別支援教育の充実
  ・幼保・小・中連携教育の定着
  ・生活指導の充実


    

ICT活用教育の充実に向けては、
 ・教員のICT活用指導力を向上させること
 ・校務支援システムにより、校務のさらなる効率化を図ること
 ・CMSでの発信を通して、見える学校づくりを行うこと
です。



研修会の後半は、CMSでの発信について、メディアコーディネータから説明をしました。
見える学校づくりを行い、より一層、保護者や地域に開かれた学校を目指します。

桜、満開

小学校の入学式に合わせるかのように咲き始めた桜が、ようやく満開になりました。



桜の花が、暖かな春の風に揺れています。



市内の幼稚園や小・中学校も、新年度がスタートしました。
園や学校では、日々の活動や子どもたちの様子などを、それぞれのWebサイトで発信しています。

平成23年度がスタートしました

今年は、例年に比べ寒い日が続いたためか、推進室から見える市役所前の桜並木の開花が遅いようです。
もうすぐ入学式。
新1年生を、満開の桜で迎えられるといいものです。

  

いよいよ23年度がスタートしました。
今年度の推進室のメンバーです。

   

日野市の学校は、ICTを最大限に活用して取り組んでいきます。
推進室は、幅広く学校を支援し、先生方に安心感を与える存在です。
室長以下、事務主任2名、メディアコーディネータ2名、テクニカルコーディネータ1名の
合わせて6人で頑張ります。

「ICT絆プロジェクト」の取組みを市長に報告

総務省の「地域雇用創造ICT絆プロジェクト」は、22年度のプロジェクトでした。
3月31日(木)、その対象校なった日野第四小学校の太田校長先生と、平山小学校の五十嵐校長先生が、この2ヶ月間の取組みを馬場市長に報告しました。

太田校長から・・・
 4年生以上の児童に一人1台のタブレットPCが導入されたことで、手書きドリルやインタラクティブスタディなどの活用が広がり、子どもたちの学びが深まった。
 タブレットPCは、起動も速く、教室で使えるので、時間の無駄がなく授業ができる。
 なんといっても、学習に取り組む子どもたちが、さらに意欲的になった。また、このプロジェクトで配置された支援員がとても熱意があり、教員や児童に対してさまざまな支援をしてくれた。



五十嵐校長から・・・
 日野市がこれまで取り組んできたことが、国の進めるICT活用教育のモデルになっている。
 ICTの導入は、これまでの一斉授業の可能性を広げるだけでなく、子供たち一人一人による個別学習や、子供同士が教え合い学び合う協働学習がより一層推進されてくるものとなる。
 わずか2ヶ月の取組みであったが、ここまで成果として示すことができており、これをさらに継続、発展させていくことで、新たな学びの可能性が広がってくる。



馬場市長のお話
 今回のこのプロジェクトは、期間が大変短い中で、ここまでの成果として出せたのは、その下地がしっかりとあって、その上で両校が意欲的に取り組んできたからであろう。
 取り組んでいる子どもたちがとてもいい顔をしている。そして、ICTを活用した学びによって、身に付けた力をしっかりと発揮できるようになる。
 ICTの活用は、音楽や絵画と同じで、教員それぞれの感覚で伸びていき、その人なりの輝きがあるにちがいない。
 このプロジェクトは、今年度限りのものではあるが、まずは日野市の2校が、さらなる実践を積み重ね、それを広く発信して、次なる仕組みにつなげていけるとよいと思う。