過去の推進室情報 2011年

推進室情報 2011年

23年度もいよいよ残り1週間

23年度も残りわずかとなりました。
少しは春めいてまいりましたが、例年に比べるとまだまだ肌寒い日が続いています。
いつもですと、推進室から見えるサクラの木々には、ちらほらとピンク色の花が咲き始めている頃ですが、今年はまだまだのようです。

幼稚園や小・中学校では、学年の修了や卒園、卒業など、子供たちがまた一つ成長し、次なる進路に向かって歩み始めています。 

日野市がICT活用教育の推進を始めて6年。
各学校のWebによる発信も定着し、幅広く、日常の学校の様子や様々な特色ある活動を発信してきました。
24年度も、市内の幼稚園や小・中学校の頑張りを見てください。

21世紀に活躍する子供たちの新たな学びのために、24年度も日野市は頑張って取り組んでいきます。


日野の街も雪化粧

3学期が始まり、東京にもようやく雪が舞いはじめました。
昨夜は、本格的な雪となり、朝、市役所周辺も、真っ白になりました。

  

市役所から見える富士山もさらに雪をかぶり、一面の白さがまぶしくなります。



市内の各学校のWebページでも、それぞれ発信しています。
ぜひ、のぞいてみて下さい。

セキュリティ審査 全校認定

11月末に実施した「ICTマーク審査 セキュリティ部門」についての「審査結果」が出ました。
今回は、全ての学校が1次審査の段階で「合格」となり、全校に、「ICTセキュリティマーク」が授与されることとなりました。


この後、「校務部門」と「授業部門」の審査です。
全校での3部門取得が、うっすらと見えてきた気がします。

2012年のスタート

 
平成24年が始まりました。
市役所は、今日が仕事初めです。

学校や幼稚園は、1月10日(火)が始業式。
いよいよ3学期が始まります。

今年1年が、よい年になりますよう、力を合わせて頑張りましょう。

(市役所5階から富士山が見えました)

平成23年の仕事納め

12月28日(水)、平成23年もいよいよ終わろうとしています。

市役所も仕事納めの日。

今年は試練の年でしたが、「人々の絆や強さ」を強く感じた年でもありました。

ICT活用教育推進室の今年の業務は今日で終わりですが、午後4時を過ぎたところでも、スタッフは、懸命に作業を行っています。




このチームワークで、平成24年は、さらに発展の年にしたいと思っています。

『みエルモン』『かけるモン』の研修をしました

12月20日(火)平山小学校において、第4回ICT活用推進委員会を行いました。
今回は、今年度、各小学校に導入された実物投影機(みエルモん、かけるもん)を使ったICT活用授業作りについて、株式会社エルモ社から講師を招いて研修を深めました。



ワークショップ形式で進められた研修では、各グループの先生たちが、実際に機器に触れながら、授業での活用方法を話し合いました。

   

各教科等で、どんな使い方をすれば効果が上がるのかを考え、グループに分かれて、それぞれのアイディアを紹介し合いました。



今年度は、小学校において、授業で活用する機器の入れ替えがありました。中学校は来年度に授業用の機器の入れ替えがあります。

導入された新しい機器によって、先生方はまた、さらなる活用をして、魅力ある授業、分かる授業を実現し、さらに、児童、生徒が実際に機器を操作をした学習活動も展開されていきます。

ますます授業の可能性が広がっていきます。

スタディノートで研究協議

12月6日(火)、滝合小学校を会場に、初任者研修を行いました。
滝合小学校の大内教諭による国語の研究授業のあと、研究協議を行いました。



今回は、授業を見る視点をもとに、スタディノートを使って良かった点や改善点、質問などを話し合い、グループ及び全体協議を進めました。



グループで話し合った考えを、スタディノートのマップ機能に貼り付けて伝え合ったり、結び付けたりさせながら協議を深めることができました。

今回は、授業研究だけでなく、スタディノートの活用についても研修できました。

第3回 児童・生徒によるプレゼンテーション大会 開催

12月3日(土)、子どもたちのコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を育成することをねらいとして、児童・生徒によるプレゼンテーション大会が開催されました。



ひの煉瓦ホールを会場に、小・中学校あわせて20校の代表の子どもたちが参加して、教科や総合的な学習の時間、特別活動などで取り組んできたことを発表しました。

  

各校が発表テーマも工夫して、「日野と新選組の人々」、「日野大好きプロジェクト」、「シルバー交流プロジェクト」、「発見、地域の宝」など様々な発表が見られました。
緊張しながらも、自分たちの力で課題解決をして分かったことや感じたことを大ホールで発表した経験は、子どもたちの自信や自尊感情を育むことにつながると考えています。



このプレゼン大会は、普段は、なかなかできない、様々な学校の発表を聞き合うという貴重な体験にもなりました。

  

午前の部は、教育部 大野 正人参事から、そして、午後の部は、米田 裕治教育長から講評をいただきました。

一生懸命に発表する子どもたちの姿に大きな拍手を送っていただいた学校や保護者、地域の皆様、有り難うございました。

セキュリティ審査 始まる!

今年度もセキュリティ審査の時期となりました。
専門のスタッフが、細かくチェックをいたします。
昨年度は、小・中全ての学校で、セキュリティ審査が合格となりました。

今回は、様々な機器のリースの切り替えの時期とも重なり、パソコンやシステムなどが少し変わったりもしました。
その直後の審査です。

・情報を持ち出す場合のルールは守られているでしょうか?
・セキュリティ等の管理はきちんとされているでしょうか?
・コンピュータ室の管理状況は?
などなど。

   

機器の入れ替えも順調に・・・

9月からスタートした、システムや機器のリースの切り替えに伴う入れ替えの
作業も概ね終了しました。

今回からは、これまで、校務用、授業用と分けていたパソコンを、1台2役で活用できるようにしたり、あらたな機器を入れたりと、より便利に、より効率的に活用できるようになっていきます。

ICT機器の入れ替えに向けて

今秋で、日野市がICT機器を導入して5年が経ちます。
5年間のリースが切れるにあたり、様々な機器やソフト等の入れ替えや切り替えの作業に入っています。

9月には、校務支援システムの入れ替えがあり、システムが使えない期間が発生し、学校の先生方を始め、関係者には、大変なご不便をおかけいたしました。でも、この不便感も、5年前に導入したシステムが、今ではあるのが当たり前のようになった証でもあるかもしれません。

いよいよ10月に入り、サーバーや機器類、ソフト等の作業に入りました。
関係の業者の方が、市内の学校を1校ずつ回って、対応していきます。


  

業者の方も日野市の子供たち、そして、教職員のために頑張っています。

もうすぐ2学期

2学期のスタートまで、あと6日となりました。

市内の各学校や園では、夏休み後半の水泳指導や学習教室、2学期に向けた準備など、動き出しています。

2学期の授業に向けて、ICTの効果的な活用を研修している学校もあります。

各学校や園のWebサイトを是非ご覧ください。

23年度 夏季ICT活用研修スタート

夏季ICT活用研修がいよいよ始まりました。
会場は、教育センターのコンピュータ室や学校です。
研修の目標は、教員のICT活用指導力チェックリストで、「4 わりにできる」「3 ややできる」になることです。
7月25日(月)が研修会の第1日目。前半は、8月2日(火)までで、ワードやエクセルのスキルアップ研修、小学校に導入されている個別学習のためのインタラクティブスタディの活用、デジタルカメラの活用、パワーポイントを使ったプレゼンテーション、様々なICT機器を活用した授業作りの研修などを行いました。
コンピュータのスキルを高めたいと感じている先生方に、授業や校務でどんどん便利に使ってもらうことがねらいです。
メディアコーディネータや、関連企業のインストラクターが講師を務めました。

◆スキルアップ研修 

Word編です。
基本操作からプリント作成まで実際に操作しながら説明を受けます。
こちらもWord編です。
教わったことをもとに、先生方が操作をしています。
メディアコーディネータが質問に答えています。
Excel編です。
校務にすぐ活用できるように名簿を使った説明を受け、操作をしながらスキルアップ!

◆インタラクティブスタディ 
インタラクティブスタディとは・・・。
授業の進め方、やってはいけない事、活用方法の説明を受けました。
実際に問題を解答しながら、二学期以降に使えそうな教材をじっくり探します。

◆デジカメ 
Webページ等に掲載する写真について、ソフトを使って様々な画像処理の仕方を教わります。モデル!?を撮影中。
撮影の基本、持ち方やピント合わせに注意して撮影します。
モデルは、テクニカルコーディネータの今井さんです。
どうすれば、かっこいい写真になるのか?
構図やアングルについて説明を受けます。

◆パワーポイント 
パワーポイントの基本操作について、パソコンを操作しながら説明を受けます。授業に使う教材を作成中。
どうすれば、効果的な教材になるか色々と検討します。
最後は、作成した教材を参加者全員が発表しました。
2学期からの授業にも大いに活用できそうです。

◆ICT機器の活用(大型モニター、e-黒板等の活用) 
それぞれの機器について説明を受けます。機器を使った授業案を考えています。また、授業でスムーズに操作できるように練習中です。グループに分かれて、2学期に向けてICT機器を使った授業をお互いに発表しました。

☆参加された先生方の感想より・・・

・いろいろな教材があることがわかった。個々の児童に合わせた教材を見つけて活用してみた
 いと思った。
・画像処理の方法や上手な写真の撮り方まで知ることができ、大変参考になった。
・自己紹介カードで操作に慣れ、作成したこともよかった。各先生方の作成された教材を見
 て、教材の研究の仕方や、アイディアも学ばせていただいた。また、色を変える、移動する
 など、子供たちに意識させたい点を強調してパワーポイントを活用すると効果的に見えるこ
 ともわかった。
・今まで知らなかった機能を教えてもらい、授業中に活用できる場面も広がったと思った。理
 解だけでなく2学期の授業に積極的に活用していきたいと思った。

いよいよ最終日

二泊三日の宿泊研修も最終日となりました。
この3日間、大成荘の方々には大変お世話になりました。

さて、最終日の研修です。
午前中の前半は、初任者による「〇〇〇な授業作り」をテーマに、パワーポイントを使っての発表です。
初任者は、それぞれ、自分の課題を見直し、改善策を考え、2学期に向けて、新たな気持ちでステップアップしていく決意を発表しました。

  
  

午前中の後半は、「評価・評定について」をテーマに、大野参事の講義でした。
評価・評定に関する基本的な考え方などについていろいろな例等も交えてのお話でした。

  

初任者頑張ってます!

任者研修も2日目です。大野参事も、4時過ぎに到着しました。今日からは、授業力の向上を目指し、研修を行いました。
小学校、中学校8つのグループに分かれて、「道徳」の授業作りについて研修です。

午前は、1学期の自分を振り返りながらグループ協議を行いました。

  

午後は、グループごとの模擬授業を行い、活発に意見を出し合い、高めあっていました。

  

初任者研修1日目

8月3日(水)より、二泊三日で始まった初任者宿泊研修、1日目の自然体験は無事終了。
今は、今日の夕飯作りに皆さん悪戦苦闘中です。でも、それぞれ協力して、作っています。

  

夏季教員研修全体会開催

夏休みに入って1日目の7月21日(木)、夏季教員研修全体会が開催されました。
日野市内の全小・中学校の先生方が日野市民会館大ホールに集まりました。
毎年夏に全教員を対象に開催しています。
会場は日野市の先生の熱気で一杯になりました。

★第1部「習得・活用・探究と楽しい授業づくり」
  講師 東北福祉大学特任教授 有田 和正 先生


    

数々のユニークな授業を生み出し、子どもたちの興味を引き出す授業名人として大変著名な先生です。
社会科で多くの子どもたちの好奇心を揺さぶり、追究する力を育ててこられた先生に、新学習指導要領で重視されている習得・活用・探究による授業と思考力・判断力・表現力の育成について、小・中学校における具体的な授業づくりの観点からお話をいただきました。


★第2部「ひのスタンダードの新実践」
平成21年度より、通常の学級における特別支援教育の視点に基づいたユニバーサルな環境作りと指導の在り方を「ひのスタンダード」として、各学校において実践を重ねてきました。
今年度は、昨年度まとめた「ひのスタンダード」をさらに深めていくための新たな実践や改善案を募集し、その中から、幼稚園、小学校、中学校の事例を紹介しました。


★第3部「子どもの活力を育む体力向上 ~特に投げる能力の向上のさせ方について~」
 講師 (株)読売巨人軍アカデミー 倉俣  徹 様


    

高校教員を経て、米国留学でNATAトレーナー資格を取得。ヘッドコーチとして選手や子どもたちの指導にあたり、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎をどのように育てていくか、運動で培う様々な力や体力向上の手だてなどについて、特に投げる能力の向上に焦点を当て、4人の先生方にもステージ上で参加、実演していただきながら、講師の先生から、体験や幼児から小学生の事例などを交えて、お話をいただきました。

夏に向けて 節電対策

夏本番を迎えて、市役所でも、節電対策を行っています。

ICT活用教育を進める上で、電気は必要ではありますが、各学校でも、節電を意識しながら、効果的にICTを活用して、様々に授業などで活用しています。

推進室(市役所5階)から見える景色は、緑も陽射しもまぶしく輝いています。



推進室の中は、3列ある蛍光灯のうち、2列12本は、すでにはずしており、また、中央の1列6本も、できるだけ消灯して頑張っています。



日本の夏、できるところから、始めていきましょう。

子どもたちからの人権メッセージ発表会

6月25日(土)午後は、日野市民会館小ホールで、小中学生による、人権メッセージ発表会が行われ、各小・中学校の代表児童・生徒が発表をしました。今回は、第18回、大変意義のある発表会となっています。

「人権とは」「障害者」「命の大切さ」「友だち」「言葉」「いじめ」など、様々なテーマで、小学生も中学生も、とてもすばらしい発表がされました。


  

第二部では、七生緑小学校 内田 清 校長先生が、「大人からの人権メッセージ」として発表しました。その中で、「今、自分ができることは何だろうと考えることが、人権を考えることにつながる。」「今日、25人の発表を聞いて、改めて、今自分ができることについて考えた。」と話されていました。



まとめの講評のところでは、教育委員会の小林指導主事が話をしました。


それぞれの発表を聞いて、また、それをそれぞれの学校にもち帰り、誰もが大切にされるようにしていかなくてはならない、また、今回のように、大震災で甚大な被害を受けながらも一生懸命前を向いて頑張っている人たちがいることもしっかりと心に受け止めながら、我々は我々としてできることを頑張っていかなくてはならないということを改めて感じることができました。

市民会館小ホールには、大勢の方が来場され、子供たちのすばらしい発表を聞いていただきました。


日野サンライズプロジェクト講演会

平成23年6月25日(土)午前10時より、日野市の登校支援のためのプロジェクトである「日野サンライズプロジェクト」の講演会を、日野市民会館小ホールにて開催しました。

はじめに、委員長である、日野第一中学校長 吉村 正久 先生より、22年度の日野サンライズプロジェクトの取り組みについて、説明をしました。




続いて、日ごろより教育相談にかかわるとことろでいろいろとお世話になっております、明星大学人文学部教授 福田 憲明 先生から、「不登校児童・生徒への支援の在り方」という演題で、ご講演をいただきました。

  


【参観いただいた方の感想より・・・】

・「なかなか不登校の問題は大きく、常に毎日、どうしたらいいのか悩んでいる。もう少し、
 予防の意味で、早く取り組めたらよかったと思った。今日の内容をよく念頭において、子供
 と接して行き、学校などにも協力をいただいて、将来の自立につな がることを期待した
 い。」
・「不登校を否定的にとらえるのではなく、こどものメッセージとして受け止めることを前提
 とした講演でとてもよかった。包括的な支援の考え方、システムは、不登校の子にとって、
 また、親としても安心できる面があると思う。」
・「不登校児にかかわるいろいろな環境を見極め、誰が、いつ、どのようにかかわるか、具体
 的に支援の方法を考えていくことが重要である。」

登校支援プロジェクトの講演会開催

平成23年6月25日(土)午前10時より、日野市民会館小ホールにおいて、不登校問題に対するプロジェクト「日野サンライズプロジェクト」の講演会を開催いたします。

22年度のプロジェクトの取り組みを報告した後、明星大学人文学部教授 福田 憲明 先生より、「不登校児童・生徒への支援の在り方」という演題で、ご講演をいただきます。

学校関係者をはじめ、保護者、地域の方々にぜひ聞いていただきたいと存じます。


 

多くの方のご出席をお待ち申しております。

別府市から市議会議員が視察に来られました

6月14日(火)、大分県別府市の市議会議員の方が、日野市のICT活用の状況を視察に来られました。

この日は、日野第四小学校で、日野市のICT活用教育推進委員の先生方の研修会がありました。

四小での、ICT機器を活用した授業を見ていただきました。


  

一人1台のタブレットパソコン、インタラクティブホワイトボードの活用、書き順などにもしっかりと対応している手書きドリルなどのソフトを効果的に活用した授業も行われていました。

   

市議の方は、日野市の環境整備や、学校への支援体制などに強く関心を示していました。

ICT活用管理職研修を行いました

6月9日(木)、日野市立教育センターで校長対象の「ICT活用管理職研修」を行いました。

日野市では、毎年度当初に、管理職対象の研修会を行っています。
ICT活用教育の充実には、校長のリーダーシップは欠かせません。
市内全小・中学校25校の校長先生が一堂に会しました。

初めに、今年度、教育委員会に着任しました、大野正人教育指導担当参事より、これからの日野市のICT活用教育のビジョンについて説明しました。
その中で、大野参事は、「前任の地域では、多くの予算を投じて、環境整備を図ってはいたが、教員をサポートしてくれる人材がいなかった。
日野市には、メディアコーディネータが、導入当初からきちんと位置づけられてきた。そのことが何よりすごいこと。」
と話していました。




続いて、毎回、この研修会の講師をお願いし、そして、日野市のICT活用教育の推進にご指導ご助言をいただいています、信州大学教育学部教授 東原 義訓 先生から、4月28日に文部科学省から出された「教育の情報化ビジョン」、日野市のICT活用教育の方向性などについてご講話をいただきました。



ICTを効果的に活用することで、授業がどのように変わっていくか、また、ICT活用のさらなる可能性について、校長先生方もいろいろと思いをめぐらしていました。

  

また、今年度は、ICT機器の入れ替えの時期です。
その概要について、ICT活用教育推進室の 上野主任より説明をしました。



そして、最後に、毎年この研修会で行っている「ICT活用指導力調査」の調査結果の分析について、講師の東原先生よりお話をいただきました。

講師の先生、校長先生方の熱気に包まれた研修会でした。

絆プロジェクトの視察に来られました

5月20日(金)、総務省から審議官を始め、4人の方が日野市に来られました。
昨年度の総務省の「地域雇用創造ICT絆プロジェクト」に選ばれた、日野第四小学校と平山小学校を視察されました。



このプロジェクトで配備した一人1台のタブレットPCや、教材、ソフトなどを効果的に活用しています。



教室でも、一人1台のタブレットパソコン使って、協働学習や個別学習できます。

ICT活用研究委員会

5月19日(木)、日野市立教育センターで、日野市のICT活用教育の戦略本部とも言えるICT活用研究委員会を開催しました。



学識経験者を中心に、学校関係と庁内の関係部署のメンバーで構成し、日野市の学校教育におけるICT環境の整備やICT活用に関する調査研究と推進を図ります。

今年度も、学識経験者として、信州大学教授 東原 義訓 先生に、指導、助言をいただきます。


会議の事務局は教育センターの所員が務めてくださっています。この日は教育センター所長も出席されました。

日野市へようこそ2 ~転入者研修~

日野市では、新しく日野市に着任された教諭、主任教諭、主幹教諭の先生方を対象に、ICT活用の転入者研修を実施しています。
今年度は、4月18日、21日、28日の3日間で74人の先生が受講しました。

研修の目的は、日野市のICT活用教育について理解していただき、授業や、校務で、効果的に活用してもらえるようにすることです。



また、セキュリティについても、企業の方から話していただきました。「一人が破れば、全滅」です。



今年度は、平山小学校を会場に、ICT機器を活用している授業の場面も見ていただきました。

  

(受講された先生の感想より)
・インタラクティブスタディで個々のつまずきがわかり、教員が個々に指導できることや児童
 が自分に合った問題ができる
 ことがいいと思った。
・前任校には、教員一人1台のパソコンもなかった。機器が充実している分、きちんと活用し
 ていきたいと思った。
・前任の地区では、設備的には日野市に近いものが入っていたが、異動者に対しての研修は学
 校にまかされていたので、
 担当者が大変であった。このような研修は、詳しくない教員には助かると思う。
・充実した研修だったが、情報がとても多かったので、機器の使い方など、実際に操作できる
 とより分かりやすいと思った。
・実際の授業風景を見て、どのように使ったらいいのか分かりやすかった。パソコンに苦手意
 識があったが、少し不安がなくなった。

初任者の研修です

4月19日(火)
教育センターで、第1回若手教員育成研修1年次(初任者)・新規採用者研修がありました。
この4月より新しく教員となって日野市に着任された先生方の研修会です。



まず初めに、大野 正人 教育指導担当参事から、社会人として、教師としての心構えについてお話がありました。

  

次は、日野市のICT活用教育についてです。
校務支援システム、情報セキュリティは、日野市のICT活用を支えてくれている企業の方から、そして、日野市で導入しているICT機器の活用については、日野市のメディアコーディネータから説明しました。

校務支援システムで、校務を効率化し、生まれた時間は、子供たちと一緒に。情報セキュリティ
「一人が破れば全滅!」
情報セキュリティ5か条を意識して。
52インチ大型モニタ、書画カメラなど、子供たちのために効果的に活用を。メディアコーディネータが、いろいろとサポートします。

教員としての第1歩を歩みだした33名も、日野の子供たちのために、ICTを効果的に活用し、楽しく魅力ある授業を目指します。

(初任者の感想より)
・日野市に配属になり、学校の中がICT機器であふれていることに驚いた。(小学校)
・ICT機器が充実している日野市で勤めていることは、とても幸運であると知り、もっと授
 業でICTを使い、子どもたちに楽しくてわかりやすい授業を実践していきたいと思った。(小学校)
・最後に見せていただいた小学校1年生のICT機器を使った発表にはカルチャーショックを受けた。(中学校)

はや、桜も終わり・・・

例年に比べて遅く咲いた桜。
入学式や入園式に、新入生を温かく迎えてくれました。

(4月8日撮影)(4月19日撮影)

その桜も、もう花を落としています。

市内の幼稚園や小・中学校では、新年度がスタートして2週間が過ぎようとしています。

新しいスタートをきった学校や子供たちのようすを、それぞれのWebで発信していますので、是非ご覧ください。

日野市にようこそ ~養護教諭対象の研修~

4月15日(金)
今年度、日野市に来られた養護教諭の先生を対象に研修会を行いました。

校務支援システムの保健管理機能について、メディアコーディネータから説明をしました。




毎日の出欠管理、保健室への子どもの来室の状況、健康診断や検診にかかわること、保健日誌など、校務支援システムによって様々なことが効率的に行えます。



子どもたちの心と体の健康をよろしくお願いします。

学校経営研修会

日野市では、毎年4月初めに、日野市外から転任された校長先生、副校長先生、昇任された校長先生、副校長先生対象の研修会を実施しています。
この研修会は、本市の主要施策について理解を深め、学校経営を推進していただくことを目的としています。

【平成23年度の主要施策】
  ・ICT活用教育の充実
  ・特別支援教育の充実
  ・幼保・小・中連携教育の定着
  ・生活指導の充実


    

ICT活用教育の充実に向けては、
 ・教員のICT活用指導力を向上させること
 ・校務支援システムにより、校務のさらなる効率化を図ること
 ・CMSでの発信を通して、見える学校づくりを行うこと
です。



研修会の後半は、CMSでの発信について、メディアコーディネータから説明をしました。
見える学校づくりを行い、より一層、保護者や地域に開かれた学校を目指します。

桜、満開

小学校の入学式に合わせるかのように咲き始めた桜が、ようやく満開になりました。



桜の花が、暖かな春の風に揺れています。



市内の幼稚園や小・中学校も、新年度がスタートしました。
園や学校では、日々の活動や子どもたちの様子などを、それぞれのWebサイトで発信しています。

平成23年度がスタートしました

今年は、例年に比べ寒い日が続いたためか、推進室から見える市役所前の桜並木の開花が遅いようです。
もうすぐ入学式。
新1年生を、満開の桜で迎えられるといいものです。

  

いよいよ23年度がスタートしました。
今年度の推進室のメンバーです。

   

日野市の学校は、ICTを最大限に活用して取り組んでいきます。
推進室は、幅広く学校を支援し、先生方に安心感を与える存在です。
室長以下、事務主任2名、メディアコーディネータ2名、テクニカルコーディネータ1名の
合わせて6人で頑張ります。

「ICT絆プロジェクト」の取組みを市長に報告

総務省の「地域雇用創造ICT絆プロジェクト」は、22年度のプロジェクトでした。
3月31日(木)、その対象校なった日野第四小学校の太田校長先生と、平山小学校の五十嵐校長先生が、この2ヶ月間の取組みを馬場市長に報告しました。

太田校長から・・・
 4年生以上の児童に一人1台のタブレットPCが導入されたことで、手書きドリルやインタラクティブスタディなどの活用が広がり、子どもたちの学びが深まった。
 タブレットPCは、起動も速く、教室で使えるので、時間の無駄がなく授業ができる。
 なんといっても、学習に取り組む子どもたちが、さらに意欲的になった。また、このプロジェクトで配置された支援員がとても熱意があり、教員や児童に対してさまざまな支援をしてくれた。



五十嵐校長から・・・
 日野市がこれまで取り組んできたことが、国の進めるICT活用教育のモデルになっている。
 ICTの導入は、これまでの一斉授業の可能性を広げるだけでなく、子供たち一人一人による個別学習や、子供同士が教え合い学び合う協働学習がより一層推進されてくるものとなる。
 わずか2ヶ月の取組みであったが、ここまで成果として示すことができており、これをさらに継続、発展させていくことで、新たな学びの可能性が広がってくる。



馬場市長のお話
 今回のこのプロジェクトは、期間が大変短い中で、ここまでの成果として出せたのは、その下地がしっかりとあって、その上で両校が意欲的に取り組んできたからであろう。
 取り組んでいる子どもたちがとてもいい顔をしている。そして、ICTを活用した学びによって、身に付けた力をしっかりと発揮できるようになる。
 ICTの活用は、音楽や絵画と同じで、教員それぞれの感覚で伸びていき、その人なりの輝きがあるにちがいない。
 このプロジェクトは、今年度限りのものではあるが、まずは日野市の2校が、さらなる実践を積み重ね、それを広く発信して、次なる仕組みにつなげていけるとよいと思う。