推進室情報 2007年
わかば教室でもICT
わかば教室に通う子どもたち一人一人に応じた個別学習として、インタラクティブ・スタディを活用した指導を行っていただくためです。
CAIの意義についてもレクチャー | 熱心に研修を受ける担当者・指導員 |
以下、研修会後の感想の一部です。
◇コンピュータを活用してここまでの授業ができることに驚きました。きちんと活用できれば、生徒にも先生にも優しい教材だと感じました。
◇間違え方によってアドバイスがていねいだったり、力だめし問題も違っていたりして、子どもに合わせた対応ができるなあと、感心しました。
◇学習に自信のない子どもにとって、自分のペースで進められるのは負担が少なくていいと思いました。
教室に入ることができない子どもにも、参加できるように活用していきたいと思います。
◇「自分で誤りに気づく。つまずきから指導へ・・・」
わかば教室の子どもたちの指導者に、学習タイム等での自らの指導を見直す大切な視点をいただきました。
◇確かな学力の向上が保障される教材であると実感しました。子どもの主体性を育成し、指導者と子どものコミュニケーションを高めることも
理解できました。
藝術文化の薫るまち
日野市は、「次の時代に美しいふるさとを渡そう」をスローガンに、自然環境はもちろん日野に伝わる固有の文化を大切にしています。
本日は、教育委員会が主催する日野の文化と歴史にかかわる2つの展示会とシンポジウムが開催されました。
★伊藤整展(主催:図書館)・・・市民会館にて
日本の近代文学界に大きな足跡を残した伊藤整氏は、戦後の一時期、日野に住んでいました。
今年の市のメインテーマである「藝術文化の薫るまち」の一環として開催した今回の展示では、氏の業績とともに日野市の当時の様子(一面の畑と雑木林の広がる農村地帯)も紹介されました。
★シンポジウム「幻の真慈悲寺を追う」(主催:日野市郷土資料館)・・・市役所会議室にて
鎌倉幕府の公式の歴史書「吾妻鏡」に、「源氏ゆかりの寺院」として浅草寺なみの格式を誇ったことが記されていながら、幻のように姿を消してしまった真慈悲寺。
この真慈悲寺は、現在の京王百草園、百草八幡神社付近からその東方の丘陵に展開する大寺院であることが、有力視されています。
昨年、市民・企業・市などで設立した「幻の真慈悲寺調査事業推進プロジェクト」が調査活動を進めてきましたが、この活動で明らかになった事実を紹介し、真慈悲寺の謎の一端に迫ることを目的にシンポジウムが開かれました。
会場には約100名の市民、研究者が集まりました。
第3回 学校教育基本構想検討委員会
13日(木)夜、第3回 学校教育基本構想検討委員会が実施されました。
毎回、いくつかの課題、テーマに絞って意見交換、検討を行うことになっています。今回検討したテーマは、大きく3つでした。
・「一人一人の教育的ニーズに応じた特別支援教育の推進」
・「人間形成の基礎を培う幼児教育」
・「連携を生かした特色ある学校づくり」
各室課長とともに指導主事も事務局として参加し、学校の現状等を説明したり、意見を述べたりしています。
市民代表の委員から、学校公開などの機会に積極的に学校を訪問し、学校をもっと知りたいという声がありました。
「学校webサイト」も、学校の日常を知らせる大きな手段であると考えています。
心強い他部課との連携
↑ 昨日、推進室で開かれた会議の様子です。
平成21年度から使用する七生緑小(三沢台小と百草台小の統合により、来年度から開校する学校)の新校舎の校内LAN構築の会議です。
どうしたら性能のよいものができるか、コスト面ではどうか、図面を見ながら推進室と情報システム課、庶務課のメンバーで知恵を出し合っています。
昨日は、この会議に、業者の方の専門的な情報も提供してもらい、話し合いが行われました。
推進室では随時、教育委員会内の他課、また情報システム課をはじめとする他部局との連携を図っています。
日野市のICT活用教育は、市役所の多くの課によって支えられています。
心強い日野市ICTサポートスタッフ
「どうも今朝は変です。何度やってもネットワークがつながりません・・・」「昨日までは異常なかったのに、今日はICTセキュリティカードをかざしてもうまくログインできなくなっています・・・」学校から推進室に寄せられる緊急SOSを受け、職員とすばやく学校に駆けつけます。機器の点検・交換をして解決・・・。
いよいよ学期末の成績処理のピークを迎えました。中学校では進路資料の作成もあります。学校からは頻繁に問い合わせの電話がかかってきます。校務支援システムがうまく運用されるよう、張りつめた日々です。この時期、万が一に備えて、システム開発者が推進室に常駐しています。
「市を揚げての一大事であるICT活用教育にかかわれることを誇りに思います。」
「日野市のICT活用教育を、先生方と一緒に進めていけることに、やりがいを感じています。」
日野市のICT活用教育にかかわる企業(契約業者)の方々は、こう語ってくださいました。
心強い日野市ICTサポートスタッフです。
日野市のICT活用教育は、熱意のあるスタッフに支えられています。
お互いの知恵を出し合って、様々な課題解決を図っています。
企業と推進室の連携は、他地区に誇るものです。