過去の推進室情報 2011年

2011年6月の記事一覧

夏に向けて 節電対策

夏本番を迎えて、市役所でも、節電対策を行っています。

ICT活用教育を進める上で、電気は必要ではありますが、各学校でも、節電を意識しながら、効果的にICTを活用して、様々に授業などで活用しています。

推進室(市役所5階)から見える景色は、緑も陽射しもまぶしく輝いています。



推進室の中は、3列ある蛍光灯のうち、2列12本は、すでにはずしており、また、中央の1列6本も、できるだけ消灯して頑張っています。



日本の夏、できるところから、始めていきましょう。

子どもたちからの人権メッセージ発表会

6月25日(土)午後は、日野市民会館小ホールで、小中学生による、人権メッセージ発表会が行われ、各小・中学校の代表児童・生徒が発表をしました。今回は、第18回、大変意義のある発表会となっています。

「人権とは」「障害者」「命の大切さ」「友だち」「言葉」「いじめ」など、様々なテーマで、小学生も中学生も、とてもすばらしい発表がされました。


  

第二部では、七生緑小学校 内田 清 校長先生が、「大人からの人権メッセージ」として発表しました。その中で、「今、自分ができることは何だろうと考えることが、人権を考えることにつながる。」「今日、25人の発表を聞いて、改めて、今自分ができることについて考えた。」と話されていました。



まとめの講評のところでは、教育委員会の小林指導主事が話をしました。


それぞれの発表を聞いて、また、それをそれぞれの学校にもち帰り、誰もが大切にされるようにしていかなくてはならない、また、今回のように、大震災で甚大な被害を受けながらも一生懸命前を向いて頑張っている人たちがいることもしっかりと心に受け止めながら、我々は我々としてできることを頑張っていかなくてはならないということを改めて感じることができました。

市民会館小ホールには、大勢の方が来場され、子供たちのすばらしい発表を聞いていただきました。


日野サンライズプロジェクト講演会

平成23年6月25日(土)午前10時より、日野市の登校支援のためのプロジェクトである「日野サンライズプロジェクト」の講演会を、日野市民会館小ホールにて開催しました。

はじめに、委員長である、日野第一中学校長 吉村 正久 先生より、22年度の日野サンライズプロジェクトの取り組みについて、説明をしました。




続いて、日ごろより教育相談にかかわるとことろでいろいろとお世話になっております、明星大学人文学部教授 福田 憲明 先生から、「不登校児童・生徒への支援の在り方」という演題で、ご講演をいただきました。

  


【参観いただいた方の感想より・・・】

・「なかなか不登校の問題は大きく、常に毎日、どうしたらいいのか悩んでいる。もう少し、
 予防の意味で、早く取り組めたらよかったと思った。今日の内容をよく念頭において、子供
 と接して行き、学校などにも協力をいただいて、将来の自立につな がることを期待した
 い。」
・「不登校を否定的にとらえるのではなく、こどものメッセージとして受け止めることを前提
 とした講演でとてもよかった。包括的な支援の考え方、システムは、不登校の子にとって、
 また、親としても安心できる面があると思う。」
・「不登校児にかかわるいろいろな環境を見極め、誰が、いつ、どのようにかかわるか、具体
 的に支援の方法を考えていくことが重要である。」

登校支援プロジェクトの講演会開催

平成23年6月25日(土)午前10時より、日野市民会館小ホールにおいて、不登校問題に対するプロジェクト「日野サンライズプロジェクト」の講演会を開催いたします。

22年度のプロジェクトの取り組みを報告した後、明星大学人文学部教授 福田 憲明 先生より、「不登校児童・生徒への支援の在り方」という演題で、ご講演をいただきます。

学校関係者をはじめ、保護者、地域の方々にぜひ聞いていただきたいと存じます。


 

多くの方のご出席をお待ち申しております。

別府市から市議会議員が視察に来られました

6月14日(火)、大分県別府市の市議会議員の方が、日野市のICT活用の状況を視察に来られました。

この日は、日野第四小学校で、日野市のICT活用教育推進委員の先生方の研修会がありました。

四小での、ICT機器を活用した授業を見ていただきました。


  

一人1台のタブレットパソコン、インタラクティブホワイトボードの活用、書き順などにもしっかりと対応している手書きドリルなどのソフトを効果的に活用した授業も行われていました。

   

市議の方は、日野市の環境整備や、学校への支援体制などに強く関心を示していました。

ICT活用管理職研修を行いました

6月9日(木)、日野市立教育センターで校長対象の「ICT活用管理職研修」を行いました。

日野市では、毎年度当初に、管理職対象の研修会を行っています。
ICT活用教育の充実には、校長のリーダーシップは欠かせません。
市内全小・中学校25校の校長先生が一堂に会しました。

初めに、今年度、教育委員会に着任しました、大野正人教育指導担当参事より、これからの日野市のICT活用教育のビジョンについて説明しました。
その中で、大野参事は、「前任の地域では、多くの予算を投じて、環境整備を図ってはいたが、教員をサポートしてくれる人材がいなかった。
日野市には、メディアコーディネータが、導入当初からきちんと位置づけられてきた。そのことが何よりすごいこと。」
と話していました。




続いて、毎回、この研修会の講師をお願いし、そして、日野市のICT活用教育の推進にご指導ご助言をいただいています、信州大学教育学部教授 東原 義訓 先生から、4月28日に文部科学省から出された「教育の情報化ビジョン」、日野市のICT活用教育の方向性などについてご講話をいただきました。



ICTを効果的に活用することで、授業がどのように変わっていくか、また、ICT活用のさらなる可能性について、校長先生方もいろいろと思いをめぐらしていました。

  

また、今年度は、ICT機器の入れ替えの時期です。
その概要について、ICT活用教育推進室の 上野主任より説明をしました。



そして、最後に、毎年この研修会で行っている「ICT活用指導力調査」の調査結果の分析について、講師の東原先生よりお話をいただきました。

講師の先生、校長先生方の熱気に包まれた研修会でした。