過去の推進室情報 2007年

2007年10月の記事一覧

一緒に勉強させていただきます

中学校のICT導入活用期間が始まっています。
平山中学校と並行して、今週から3週間、日野第四中学校専属のメディアコーディネータを派遣しています。

以下、メディアコーディネータの訪問記録です。

◇3週間派遣が始まりました。午前中は、短い休み時間の合間を縫って、美術科の先生が声をかけてくださいました。
e-黒板と書画カメラを用いた鑑賞の授業を計画されており、具体的な機能の確認や、実際にどの機器を用いるかを話し合い、
今後の準備の計画を一緒に立てました。事前に書画カメラで画集の写真を取り込んでおき、パワーポイントで教材化して、
当日はe-黒板で授業を進行するという計画です。明日の放課後に、教材準備を行う予定です。授業日は未定ですが、
現在行っている制作(表現)の授業の中で、タイミングを見計らって行いたいとのことでした。

◇休憩時に、数人の先生方と一緒に、インターネットの怖さについて雑談をする機会が得られました。
「インターネットショッピングや何やら、怖いものは使わないってことで、今はまだ使わなくても済んでるけど、周りはどんどん使ってる。
いつまでも使わないでいるって訳にいかなくなってきている。」とおっしゃいました。
私は、「使わなくても良いと思います。ただ、そういった怖いものがどういう仕組みで動いているのかは、きちんと知っておかなくては
いけないなと思います。そう思って、僕は勉強しています。」と申し上げました。
それを聞いて、先生は、「そういった、仕組みの部分を伝える授業が必要だな」とおっしゃっていました。

◇国語科の先生と打ち合わせを行っている頃、別の部屋では数学科の先生が、書画カメラとe-黒板、デジタル教科書の授業での扱い方を検討されていました。22日に行う研究授業の指導案を練り上げるため、今回の導入機器について知っておきたいとのことでした。
実際に手にとって操作をしたりしながら、様々な方法を試されていました。この様子を、別の国語科の先生が様子を見に来られました。
しばらく機器の扱いについて一緒に試した後、校内ネットワークのみで動く掲示板があったら使いたい、とのお話がありましたので、
スタディノートをご紹介しました。
パソコン室で、実際にスタディーノートの掲示板機能を操作していただき、細かい機能まで一緒に確認しました。
「直ぐにこれを使った授業、という訳ではないけれど…。」とおっしゃっていましたが、今後の授業として検討していただけるとのことでした。

この3週間、自分も四中の先生方と一緒に勉強させていただきます。

庁内プレゼンテーション(幼稚園)

午後6時より、市役所の会議室で、日野市の公立幼稚園5園のプレゼンテーションがありました。
日野市では、このように、各課や各事業所の事業内容の理解を図るため、職員がプレゼンテーションを随時行っています。

本日は、「やりがいがいっぱい!~幼稚園は教育のはじめの一歩~」というテーマで、
市内5つの公立幼稚園の先生方が幼稚園の一日とその役割を説明し、それぞれの園の特色も紹介しました。
会場には、庁内の職員はもちろん、市内の保育園の先生方もたくさん集まってくださいました。


  
1.加島教育長のご挨拶
本市の幼稚園の取組のポイントは3点。
・生きる力の基礎をはぐくんでいること
・地域で手を取り合って育てていること
・日野市から幼児教育を発信すること
  2.第四幼稚園のプレゼンテーション
日本の文化や風習、諸外国の人との触れ合いを大切にしています。「日本が好き!自分が好き!人との触れ合いを大切にするひのっ子」を育てています。

  

  
3.第五幼稚園のプレゼンテーション
大人も子どもも夢中になって遊べ、大人同士もよりコミュニケーションをとっていけるようなきっかけとして『ごよっち』を始めました。
  4.第七幼稚園のプレゼンテーション
隣接しているあさひがおか保育園と『幼児園』としてスタートして3年目です。よりよい幼児園をめざして、共通カリキュラムを工夫し、保育の充実を図ります。

  

  
5.第二幼稚園のプレゼンテーション
豊かな自然は子どもを育てる宝庫です。四季を通して地域の自然と地域の力〈専門性)を生かした自然体験を充実させています。
  7.第三幼稚園のプレゼンテーション
私立至誠保育園との交流活動も3年目です。常に「発想の転換」を心がけ、保育の充実のために、新しいことにチャレンジしています。

  

  
「公立幼稚園の正規職員は、園長を含めて24名です。地域の子育て支援の要となっている「保育カウンセラー」や、小学校教育への滑らかな接続のための「幼小連携委員会」など、今こそ、私達の力を発揮するときだと思ってがんばっています!」  河内副市長からいただいたコメント
「一生懸命に各園が取り組んでいることは高く評価します。今後は、社会のニーズ、多様な子育てという視点と、幼児教育という重要な立場からの視点と、双方の視点から考えてみてください。」

  

  
馬場市長からいただいたコメント
「各園の個性と、全園の共通点がうまく発表されました。幼保一元化がいかに難しいかも痛感しました。教育者としての視点を強く感じたので、教育を超えて、子育て全般を考える視点も欲しいと思います。」