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東西潤徳小学校コラボレーション~1年生国語授業交流編~
行事交流だけでなく、授業交流にも力を入れている東西潤徳小学校コラボレーション。
今日の5時間目は日野・潤徳小と山都・潤徳小の1年生が国語の授業で交流を行いました。
幸いなことに、日野・潤徳小と山都・潤徳小は同じ教科書会社の国語の教科書を使用しています。
ですから、内容も学習進度も同じです。
この利点を生かそうというわけです。
単元は、「しりたいな、見せたいな」です。
自分の身近なことを、絵や文に表して、相手に知らせる学習ですが、日野・潤徳小と山都・潤徳小で互いに発表し合う計画です。
日野・潤徳小の1年生の場合、自分の身近なことと言っても、それは、ほぼ、周りの友達も知っている内容になります。
ですから、あまり、刺激がないわけです。
それを、全く生活環境の違う山都・潤徳小の子たちに教えるわけですから、新鮮味があります。
山都・潤徳小の子たちにとっても、いつも発表している5人だけでなく、本校の124名の1年生に発表するということは、貴重な経験になるはずです。
互いの学校にとって、Win-Winの関係の授業になるのです。
先ほどまで「潤祭」が行われていた多目的室に1年生が全員集まります。
今日は、「ききかた あいうえお」を意識しながら互いの発表を聞くようにします。
山都・潤徳小からは、「ブランコ」、「畑」、「バッタ」、「体育の忍者修行」、「一輪車」について発表がありました。
どの子も落ち着いて、大きな声で発表できていました。
特に一輪車は、山都・潤徳小の運動会の演目になっていたほど、一生懸命練習していたようです。(詳しくは、こちら)
また、今日は、5名の1年生のうち、1名が欠席されていたようですが、ちゃんと代わりの子が読んでくれていました。
仲のよいクラスであることを感じました。
日野・潤徳小からは、1組から4組の代表児童1名ずつが、それぞれ「ほほえみの丘」、「(ほほえみの丘のそばにあった)葉っぱ」、「サクラモチ(烏骨鶏の大福)」、「二宮金次郎像」について発表しました。(実際には、山都・潤徳小の子と日野・潤徳小の子が交互に発表しています。)
1年生の中には保護者の方の実家が熊本にあり、冬休みに山都・潤徳小に寄る計画を立てている子もいるようで、担任が、山都・潤徳小の子にそのことを伝えていました。
最後は、互いに感想を伝え合いました。
山都・潤徳小1年生A「最初に出てきた遊具(ほほえみの丘)に乗ってみたいと思いました。」
日野・潤徳小1年生A「とっても大きな声で読んでいて、すごいと思いました。」
毎回のように書いていますが、山都・潤徳小の子はとにかく、話し方、聞き方が素晴らしい!
1年生たちの成長の様子をさらに感じることができました。
人数差が大きいので、1対1で交流することは難しいのですが、互いの身の回りの様子を知って、さらに絆を深めることができました。【校長】
(山都側の交流の様子は、こちら)
(2016年4月から2018年3月まで)