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「大福」の健康診断
本校での唯一の飼育動物、烏骨鶏の「大福」ちゃん。
今日は、年1回の健康診断の日です。
今日は、9月の委員会活動の日でもあります。
担当の獣医の先生に飼育委員会の活動場所までおいでいただき、烏骨鶏の飼育に関する基礎的な内容を教えていただきました。
烏骨鶏は、何と、キジの仲間だそうです。
若い時には、卵を年間50個ほど産むそうで、栄養価の高い良質な卵ということです。
烏骨鶏の抱き方や、健康状態の見方などを分かりやすく教えていただきました。
実際に飼育小屋に行って、「大福」の健康診断です。
最初に体重を量りました。
袋の中に入れて計測するのですが、さすがの「大福」もちょっと袋の中に入るのを嫌がります。(そりゃ、そうですよね・・・)
何とか、袋に入れて、計測したところ、体重は、1.3kgでした。
子供たちも「軽いね~」と驚いていました。
「大福」の体調を確認します。
羽の下は黒い皮膚になっていました。子供たちもびっくりです。
毛のつやもよく、健康だとのことです。
「大福」は7~8歳とのことで、人間の中年にあたる年齢だそうです。
まだまだ元気いっぱいとお墨付きをいただきました。
伸びた爪を切ります。
「大福」は、何をされるのか分かっているのか、おとなしくしています。
「かわいい!」と見つめている飼育委員たちから自然に声が漏れます。
「大福」には、個体を識別できるようにマイクロチップが埋められています。
今回の健康診断結果も登録です。
健康診断が終わると、自分から飼育小屋に戻っていく「大福」。
本当に賢くてかわいらしいです。
お忙しいところ、子供たちにご指導いただいた獣医の先生にお礼を言って健康診断は終了です。
本校のオリジナルキャラクターの「サクラモチ」のモデルでもある「大福」。
本校のアイドルとして、これからも元気に愛嬌を振りまいてほしいと思います。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)