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「宇宙一の移動教室」まで、あと3日!
朝、校内を回りながら、6年生の教室に行ってみました。
日野市市制60周年 開校150周年記念日光移動教室まで、あと3日。
6年生の教室の前の廊下には、今回の移動教室の合言葉が掲示されています。
「(に)日本の歴史を学び」
「(っ)つながり、助け合いながら」
「(こ)行動を素早く」
「(う)宇宙一、楽しい思い出を作ろう!!」
今日から、「移動教室健康カード」を担任に提出します。
2泊3日、自分の体調を自分でしっかり把握することが大事です。
体温や食事の様子などを書き込みます。
初日ということで、未記入、誤記載の児童もおり、担任からの厳しいチェックを受けています。
朝の「潤い」の時間には、男女別の指導を行います。
校長も、ちょっと女子に指導しているところには入れませんでしたので、男子のところに参加しました。
校長「宇宙一の思い出を残すためには、宇宙一の準備をしておくことが大事です。」
などと、はっぱをかけます。
道徳では、「修学旅行の夜」という読み物教材を使って授業が行われていました。
内容は、修学旅行の班長になった主人公が、消灯後、なかなか寝ようとしない班員を最初は注意したものの、そのうち楽しくなって、一緒に枕投げなどをしてしまったところ、逆に隣の部屋から苦情を言われてしまい、班長としての責任を問われてしまうといったストーリーです。
担任も、絶妙のタイミングでこの授業を行っています。
校長「やっぱり、移動教室の楽しみって、夜回りの先生の目をかいくぐっておしゃべりとかすることじゃない?」
6年生A「そうそう!枕投げとかね。」
校長「でも、見付かったら、『宇宙一』じゃなくて、『地獄』の移動教室になっちゃうよ。」
6年生たち「あはは」
6年生B「そういえば、去年の八ヶ岳移動教室で夜更かししていたら、○○先生に見付かって、相当怒られたなぁ・・・。」
過去の経験から学習することが大切です(苦笑)
午後からは、移動教室の事前検診が行われました。
校医の先生からは、検診終了後、全体的には問題ないが、少し咳込んでいる子もいるので、経過をしっかり見てほしいとのお話をいただきました。
昨日、ヘルパンギーナ(「夏かぜ」の代表格の感染症)の流行が、都内で警報基準を超えたとの報道がありました。
日々の「移動教室健康カード」の記入を通して、自らの体調を管理するとともに、家庭でも感染症予防対策をしっかり行って、万全の体調で移動教室に参加できるようにしてほしいと思います。
体調不良では、「宇宙一の移動教室」は体感できません。
しおりを見ながら、今週末は、荷物の準備などをするのでしょう。
去年の八ヶ岳移動教室では、保護者の方の全面協力が必要だったと思いますが、もう2回目の移動教室。
自分のことはできるだけ自分でできるようにしたいものです。
検診が終わって、教室に戻ってきた子たちと雑談です。
校長「ねぇ、日光、何が楽しみなの?」
6年生C「日光彫!」
6年生D「ハイキング!」
6年生E「華厳の滝!」
という、しおりに記載されている「王道」を楽しみにしている子がいる一方、
6年生F「部屋で友達とワイワイ!」
6年生G「お風呂!」
6年生H「東武日光駅!」(「鉄ちゃん」のようです・・・)
といった声も。
まぁ、全員、移動教室が楽しみであることには間違いないようですが。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)