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避難訓練(9月)
朝の9時半過ぎの暑さ指数(WBGT)の数値が35を超えています。校庭の気温は42℃以上・・・。
暑さ指数は31以上は「危険」であり、すべての生活活動で熱中症がおこる危険性があるため、外出はなるべく避け、涼しい室内に移動することが推奨されています。
9月も2週目に入ったというのに、まだ外は「危険」、それどころか「35」ですから異常ともいえる状態が続いています。
「酷暑」はいつまで続くのでしょう・・・。
今日は、避難訓練がありました。
学校の近隣のマンションから出火した場合を想定した訓練です。
本来であれば、校庭に避難するまでを行いたいところですが、暑さ指数の状況を見て、校舎内のみで実施する「雨天バージョン」で実施しました。
放送の指示を聞いてから、速やかに防災頭巾をかぶり、廊下に避難します。
ハンカチ等で口をおさえ、廊下に出て、点呼を行います。
本来であれば、学校の近隣の火災なので、その場所を踏まえ、いつもと違う避難経路から避難することが目的なのですが、校庭には出ないため、ここまでの訓練となります。
放送で校長から講評を行いました。
・学校は、一般的には、街の中心から外れたところにあることが多い。
・学校には校庭などの広い土地が必要なので、駅前のにぎやかな場所ではなかなかそのような場所はとれないからである。
・昨年度まで交流していた山都町立潤徳小学校の学校の裏は田んぼが広がっていたのを覚えている人も多いだろう。
・全国的には、このような眺めの方が普通である。
・日野の潤徳小は歴史があるので、街がにぎやかになる前から学校ができていた。
・駅前の住宅地の中に学校があるのは珍しいことである。
・学校のそばで火事が発生し、燃え広がる可能性もある。そこで、今回のような特別な訓練を行っている。
・今日は、暑いため、廊下までの訓練としたが、本当にこういうことがあったときは、暑くても避難しなければならない。避難経路などはしっかりと覚えておいてほしい。
学校では、火事も危険、熱中症も危険という、危険と隣り合わせの日々が続いています。
日本の「熱帯化」が本当に心配です。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)