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3年生、「G」に接触!

3年生は、理科で「こん虫の育て方」を学習します。

本校の徒歩圏内には多摩動物公園があり、園内には「昆虫園」、「昆虫生態園」があります。

そこで、学習に役立てようと、今日の午前中、多摩動物公園に出かけました。

朝イチで出かけて、開園を待つ子供たち。

最初に動物園に入るのは、ちょっとわくわくします。

校長「今日は、ゾウさん見ようかな~、それとも、コアラにしようかなぁ・・・。」

3年生たち「もう・・・、今日は昆虫だけでしょ!」

園内に一番乗りで入ると、「動物の足あと」を通っていく子供たち。

校長「じゃあ、ゾウさんポーズ、お願いね!」

腕でゾウの鼻のまねをして、笑いながら通っていく子供たちです。

3年生は、「昆虫園」と「昆虫生態園」を見学する2つのグループに分かれます。

「昆虫園」は年間を通じて温室になっています。

ふわりふわりと優雅にチョウが飛んでいる光景は幻想的です。

間近で観察することができるので、チョウの体のつくりをじっくり見ることができます。

もう一方のグループは、「昆虫生態園」で実際に生き物に触れる体験を行います。

個人ではなく、学校の団体として行くと体験できる特別なプログラムです。

昆虫に触るときは、「持つ」のではなく、片方の手で「道」を作り、もう片方の手で昆虫の後ろを触るという基本を学びます。

飼育員の方が見本を見せますが、面白いように昆虫が意のままに動きます。

 ちなみに、この写真には「ナナフシ」がいるのです。

どこにいるか、分かりますか?

子供たちの大好きなカブトムシの幼虫も触ることができます。

この場合、周りの土ごと持ち上げて、優しく触ることになります。

今日、触ることができた生き物は、ナナフシ、カマキリ、カブトムシの幼虫、ザリガニ、コオロギ、そして、コードネーム「G」のゴキブリです。(写真は、あえて、コオロギで・・・。)

飼育員の方「それでは、ゴキブリの触り方を説明します。」

3年生たち「えっ!」

固まる子供たち。

飼育員の方「家にいるゴキブリは、トイレやゴミなどにいて、ばい菌などがついているから汚いのだけれど、森のゴキブリは、木のくずなどを食べているから、きれいなんだよ。」

納得する子としない子と・・・反応が微妙に分かれます。

しかし、森のゴキブリは、素早く動き回る「アイツ」と違い、のんびりしていて、かわいらしく感じるところもあります。

 

校長は来客対応があり、実際に子供たちが触るところは見ることができなかったので、学校に戻ってきた3年生たちに聞いてみました。

校長「ねぇ、ゴキブリ、触れた?」

3年生A「うん、全然平気だった!」

という子もいれば、

3年生B「やっぱり、ムリ・・・」

という子もいました。

中には、「今日、ゴキブリ触ってきたよ!」と元気に報告する子もいると思います。

そのときは、「すごいね!」などと、満面の笑みで誉めてあげてくださいね!【校長】