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ものづくり教室(5年)

5年生は、社会科で日本の工業を学習しています。

近年のIT関係の急激な成長等により、社会の産業構造は大きく変化しつつありますが、我が国にとって、自動車産業が基幹産業であることは変わりありません。

今日は、地元企業の日野自動車の皆様においでいただき、「ものづくり教室」として、自動車、特にトラックの生産に関する出前授業を行っていただきました。

まずは、スライドで、ダカール・ラリーで疾走するトラックの様子や工場内でトラックが生産される工程等について説明があります。

スライドの最後には、本校にエールを送っていただきました。

ありがたいことです。

座学の後は、ブースに分かれて体験をします。

写真は、プレス体験をしているところです。

プレス機を使うと小さな力で、金属板の形を変えることができます。

金属板には、日野自動車のロゴとトラックの絵が浮き出ます。

台紙に入れ、プレゼントとして持ち帰れます。子供たちも大喜びです。

こちらは、工具を使って、ネジを締めたり緩めたりする作業の体験ブースです。

大きな音が出る工具なので、子供たちも最初は怖がっていますが、一瞬で締めたり緩めたりできるので、驚いています。

こちらは、トラックの心臓部にあたるエンジンの仕組みを学ぶブースです。

なかなか、見ることができないエンジンの構造を実験を交えながら分かりやすく説明していただきました。

こちらは、トラックの部品展示のブースです。

様々な部品が組み合わさってトラックが生産されていることを実感します。(ごく一部の部品ですが)

中には、ハンドルを握って、トラックドライバー気分になったり、専用シートに腰かけて、リクライニングを試す子などもいます。

 

実際の体験をすることも大事ですが、エンジニアの方々から直接、ものづくりに懸ける情熱を伺えたことはさらに貴重な経験だと感じました。

「技術立国ニッポン」を引き継いでいけるかは、今の小学生の今後の頑張りにかかっています。

プロの仕事から多くのことを学んでほしいと思います。

日野自動車の皆様、ていねいにご指導いただき、ありがとうございました。【校長】