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はじめはトントン、手をはなしてドンドン

2学期の大きな行事、運動会まで、ちょうどあと1か月となりました。

各学年とも運動会に向けた準備を始めているのですが、2学期にはもう一つの大きな行事、展覧会があります。

展覧会は、計画的に作品づくりを進めていかなければなりませんから、運動会と同時並行で準備を進めています。

4年生は、展覧会に向け、「楽しい船」の作品を制作します。

詳しい内容は、まだ、ナ・イ・ショの段階ですが、制作過程には釘打ちやのこぎり引きを行うところがあります。

図工室に行くと、ちょうど、釘打ちの基本を学んでいました。

 

釘打ちに初めて挑戦する子も多いようで、

「校長先生、ちょっと怖い・・・。」

とボソッとつぶやいている子もいます。

 

図工専科が演示をしながら説明していきます。

何よりも、安全が第一です。

黒板には、

くぎ・・・まるい頭とにらめっこ

かなづち・・・はじめはトントン、手をはなしてドンドン

くぎぬき・・・おしりをドスン、手前にたおす

と書かれています。

特に、金づちで、指を叩いてしまったら、大きなけがにつながります。

「安全の呪文」をしっかり頭に入れて作業することがで大事です。

その後は、練習用の木材に釘打ちをする練習をします。

釘を3本打って、その3本を釘抜きで取ることを繰り返します。

最初は怖がっていた子も、慣れてくると、リズムよく釘打ち、釘抜きができるようになります。

でも、慣れた頃がかえって心配です。

「校長先生、見て〜!うまく打てた!!」

と話しかけてくる子が多くなるのですが、どう見ても、釘から目を離し「まるい頭とにらめっこ」になっていません。

集中力を保って、けがなく、安全に作業を進めてほしいと思います。【校長】