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薬物乱用は、「ダメ。ゼッタイ。」

今日は学校公開の2日目です。

1時間目は、6年生を対象とした「薬物乱用防止教室」が開催されました。

昨日は1~5年生の「セーフティ教室」が行われましたが、「薬物乱用防止教室」も自分の身を守るための学習です。

 

今回は、ライオンズクラブ国際協会の方を講師にお迎えしました。

 

大麻、ヘロイン、コカイン・・・

子供たちが聞いても、危なそうに感じる薬物が次々と紹介されます。

しかしながら、例えば、鎮痛のための薬物には麻薬と同じ成分が使われていることを学びます。

違法薬物とは紙一重の差である場合があるのです。

市販薬であっても、中毒性が見られる場合があります。

いわゆる「オーバードーズ」の問題です。

心の安定を得るため、市販薬を100錠摂取するという高校生の実話の紹介もありました。

「くすり」には「リスク」があるのです。

 

高校の教室で大麻の売買がされていたという実際の事件についても紹介がありました。

講師の先生「大麻がいくらで売られていたと思う?」

6年生A「200万円!」

6年生B「1億円!」

違法薬物を遠い存在と考えている6年生にとっては、非常に高額な物と捉えているようです。

講師の先生「9000円で売買されていたようです。これならお年玉でも買えてしまいますね。」

まず、敷居を低くし、中毒性が見られるようになると次々購入するようになってしまうとの話がありました。

甘い誘惑に負けない強い心をもつことが大事です。

誘われてもきっぱりと断る強い意志をもってほしいと思います。

講師の先生から最後に「薬物に関わって幸せになった人はいない。後悔あるのみ。」というまとめのお話がありました。

しっかりと心に留めてほしいと思います。

会場の体育館を出る際に、違法薬物のサンプルをじっと眺める子供たち。

「ダメ。ゼッタイ。」です。【校長】