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【JDTA】東京教師養成塾生研究授業

本校は、市教委から「令和6年度日野市教育委員会特色ある学校づくり支援事業」の対象校として認めていただいています。

内容は、「Jyuntoku Dream Teacher’s Academy」(略称:JDTA)です。

これは、昨今、教員のなり手が急激に減少している社会状況を踏まえ、将来、教職を志す多くの学生に本校で多様な経験を積んでもらい、夢と希望をもって、将来の教育を担ってほしいという、壮大なプロジェクトです。

本校は、令和4年度から、東京都教育委員会から「教師養成指定校」の指定を受けています。

現在、第21期東京教師養成塾生(以下、塾生と表記)を受け入れ、昨年11月から約1年間にわたる特別教育実習を行っています。(詳しくは、こちら

この、学生の育成のノウハウをもっていることが、本校が「JDTA」を特色としている大きなバックボーンになります。

塾生は、3月末までは2年生(現3年生)を主な所属学年としていましたが、今年度になり、4月からは5年生を主な所属学年として活動しています。

今日は、5年1組で研究授業を行いました。

単元は、社会科の「自然条件と人々のくらし」です。

沖縄で暮らす人々がどのような生活の工夫をしているか考えることがねらいです。

沖縄への台風の上陸数が多く、農作物に被害が出ることなどを押さえつつ、伝統的な家屋と現代の家屋の写真を見ながら、沖縄で暮らす人々が暑さや台風の対策をどのように行っているか個人で考えをまとめます。

塾生は、教室を回りながら、児童の質問などにていねいに答えています。

さらに、個人の考えをグループ内で共有し、ホワイトボードにまとめていきます。

話し合いをしている中で、沖縄は、台風が多いが、水不足にもなりやすいという新たな学習課題も見付かりました。

研究授業では、本校の多くの教員も参観していました。

後で、個別に塾生へアドバイスを送ることでしょう。

 

研究授業が終わった後は、塾生の大学の担当教授の先生、東京都教職員研修センターの東京教師養成塾担当の先生方、校内の関係教員が集まり、研究協議会を行って、塾生と意見交換を行いました。

 

本校では、昨日からインターンシップの大学生も活動を始めており、今後も多くの教職を目指す学生が子供たちと関わる予定です。

教員は素晴らしい仕事と感じられるような魅力的な学校にしていきたいと思います。【校長】