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6年生に期待しています!
今日の3時間目は、6年生の学年集会が体育館で行われました。
2学期以降は、卒業を意識した行動が強く求められるようになります。
学期の初めに、同じ目標をしっかりもつための集会です。
最初に、校長から話をしました。
いきなり、6-4の出席番号が最後の児童を呼び、卒業証書を渡します。
ざわつく6年生たち。
そんな6年生たちに語りかけます。
・卒業までの登校日数は、あと133日である。
・言い方を変えれば、あと133回、学校に来たときには、このように卒業証書を受け取るわけである。
・このイメージをしっかりもってほしい。
・卒業証書を受け取るときに、「潤徳小、最高だったな」と思えるかは、この133日の過ごし方にかかっていると言っても過言ではない。
・今日は小学校最後の8月27日、明日は小学校最後の8月28日である。全てに「小学校最後」がつく。
・一瞬一瞬を大切に、全力で過ごしてほしい。
・そのためのポイントとなるのが「校長先生との3つの約束」(何でも一生懸命頑張ること・自分も周りの人も大切にすること・他の人の話を真剣に聞くこと)である。
・潤徳小は開校150年を過ぎた、日本で最も古いグループの中の伝統ある学校である。
・伝統の何がすごいのか。
・これまでの150年の卒業生たちは、その前の卒業生を越えようとして頑張ってきた。このことが150回積み重なっている。
・ゲームで例えれば、「レベル151」になろうとしているということである。歴史が10年しかない学校は「レベル10」にしかなれない。
・一方で、去年の卒業生よりレベルが下がってしまえば、伝統の力はなくなってしまう。
・みなさんは、あの150周年をやりきった去年の卒業生を越えなければならない。そのことを目標にして頑張ってきたはずだし、みなさんなら必ずできる。
・2学期は、運動会、音楽会、連合音楽会、潤フェス2と6年生が中心となる行事が続く。
・来年「レベル152」を迎える、今の5年生たちに格の違いを見せつけてほしい。
・みなさんが「簡単には越えられない壁」となることで、伝統校の潤徳小の力が高まっていく。
・みなさんが努力すれば、3学期の「6年生を送る会」で下級生たちは心から、みなさんと別れることを淋しく思うだろう。そんな存在になってほしい。
・みなさんに強く期待している。潤徳小はみなさんに預けた。「子供たちがつくる学校プロジェクト」はみなさんにすべてかかっているので、全力で取り組んでほしい。
子供たちは静かに聞いていました。校長の思いが届くことを願っています。
次に、人事異動により、学年の体制が変わりましたので、新しい6-2の担任からあいさつがありました。
学年主任からは、2学期からの目標について話がありました。
行事等で頑張っても、日ごろの生活態度が乱れていては、下級生からの信頼は得られません。
○あいさつをしっかりすること
○時間を守ること
この2つを意識して取り組むことを全員で確認しました。
続いて、運動会の徒競走や係活動についての話がありました。
係活動は、今年度から5年生も加わります。
6年生がリードしていかなければなりませんので、早めに取り組んでいくことなどについて説明がありました。
運動会の表現についての話もありました。
本番用の衣装を早くも着用して、子供たちの意識を高めます。
今年度は、例年に加え、○○も行うとの宣言もあり、子供たちの表情も引き締まりました。
最後にたて割り班の話がありました。
「これまでにない、新しいものを創っていこう!」との話がありました。
たて割り班も「子供たちがつくる学校プロジェクト」の大事な柱です。
6年生のリーダー中心に、全員で活動の充実を図ってほしいと思います。
様々な話のあった学年集会でしたが、6年生たちは最後までしっかりと聞いていました。
「最高の卒業式を目指す」という思いが全員一致することで大きな力が生まれます。
2学期以降の「6年生パワー」に大いに期待したいものです。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)