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【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度学校説明会

今日は、学校公開終了後、正午から来年度本校への入学を検討されている保護者等の方を対象とした学校説明会を行いました。

まずは、校長から、本校の学校経営方針等について説明しました。

・本校のキャッチフレーズ「笑顔招福」

・「潤徳ファンミーティング」(潤ファミ)

・「子供たちがつくる学校プロジェクト」

本校の今年度の重点である3点について、概略をお話ししました。

「潤ファミ」は潤徳ファンの皆様のご協力で成り立つことから、

校長「本校の学校説明会においでいただいているということは、潤徳小に関心があるということですから、皆様はすでに『潤徳ファン』であるということになります!」

と力説しました。

また、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の実例として、児童がすべて企画・運営している「1年生を迎える会」のダイジェストビデオをご覧いただきました。

校長「というように、本校では『子供たちがつくる学校プロジェクト』を進めており・・・」

侵入者たち「ちょっと待った~!」

校長「うわああああ、なに、なに~?」

突然の侵入者に後ずさりする校長。

何事が起きたか分からず、会場内に緊張した雰囲気が流れます。

よく見ると、本校の児童会本部役員会の会長、副会長、書記の6年生たちではありませんか。

本部役員A「校長先生、学校紹介は私たちに任せてください!」

校長「うーん、でもなぁ・・・」

本部役員B「もう6年生ですから。私たちが責任をもって潤徳小のよさを伝えます!」

校長「じゃあ、3人に任せるよ・・・」

本部役員C「やったー!それでは学校紹介スタート!」

 

いきなりのハプニングのように見えますが、実はそうではありません。

こちらは、昨日の写真です。

綿密なリハーサルをこれまで重ねてきたのです。

昨年度まで、学校説明会は教員が中心に行ってきました。

(日本中、どこでもそうだと思いますが・・・)

しかし、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進める本校ですから、この学校説明会も子供たちに任せてみてはどうかと考え、児童会本部役員に持ち掛けたところ、「ぜひ、やりたい!」という返事があり、一大プロジェクトがスタートしたわけです。

担当する3人は、スライドや原稿作成、動画編集などを自分たちで行いました。

ですから、昨年度までと比べ、説明内容が一新されました。

説明の中では、1年生、2年生の有志数名が6年生のインタビューに答えるところがあります。

本部役員A「潤徳小のいいところはどんなところですか?」

2年生A「みんなが笑顔でいるところです。」

本部役員B「潤徳小のどんなところが楽しいですか?」

1年生A「給食当番ができるときです。」

など、生の声が流されます。

これは、児童会本部役員の子供たちが、「これから入学してくる子の保護者の方は、きっと、今いる潤徳小の子が何を考えているか知りたいはず」と考え、自分たちで取材、動画撮影、編集などを行ったものです。

 

さらに、児童会本部役員として、自分の言葉で「潤徳小のよいところ、楽しいところ」を入学予定の保護者等の方々に伝えていました。

また、本校の沿革、学校生活、学校行事等についてもスライドにまとめ、分かりやすく説明していました。

本部役員たち「ご清聴ありがとうございました!それでは、潤徳小に入学予定のお子様の保護者のみなさん、See You!」

ちゃんと「Juntoku English Week」を意識して話をまとめた児童会本部役員たちに大きな拍手が送られました。

本人たちは相当緊張したようですが、やりきった満足感のある表情を浮かべていました。

Thank you!

もちろん、学校側からも、生活指導や特別支援教育など、児童には話しにくい内容の説明を行いました。

例年、教員からの説明がたくさんあり、保護者等の方と一緒に来ている年長児たちが飽きてしまうことが多いのですが、今回は、年長児たちの多くは食い入るように画面を見つめていました。

やはり、子供のことは子供に任せるのがよいのかもしれませんね。

本校への入学を検討されている保護者等の皆様、来年の4月、お待ちしております!

 

また、昨日、今日の学校公開日には、たくさんの保護者、潤徳ファンの皆様にお越しいただき、感謝申し上げます。

保護者の方は、来週から個人面談をお願いすることになりますが、よろしくお願いいたします。【校長】