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将来の夢は、小学校の先生・・・かなぁ?

昨日の全校朝会で、校長の話として、教育実習生の紹介を兼ねながら、「自分の夢をもち、それに向かって努力することの大切さ」について話をしました。

今どきの小学生の夢は、

<男の子>

第3位 医師  第2位 野球選手  第1位 サッカー選手

<女の子>

第3位 保育士  第2位 看護師  第1位 医師

とのことです。(出典:日本FP協会「小学生『将来なりたい職業ランキング』2021」)

全校朝会でも、このランキングの結果を子供たちに話したのですが、校長としては、本校の子供たちが将来のことをどのように考えているのか気になるところです。

そんなことを考えながら校内を歩いていると、6年生の教室で、子供たちが真剣に自分の端末を見て作業しているのが目に留まりました。

中に入ってみると、板書に「自分を見つめて」と書いてあります。

自分が将来「働く」という意識をもち、興味のある職業について調べる、総合的な学習の時間の授業のようです。

子供たちがまとめているプリントを見ていると、年収や勤務形態、必要な資格等について、インターネットで調べながら書き出しています。

子供たちの調べている職業をのぞいてみると、理学療法士、ゲームクリエイター、騎手、獣医師、ファッションデザイナー・・・など、様々です。

考えてみると、6年生が義務教育を受けるのは、あと3年半ほど。

その後は、社会に巣立つこともできるわけです。

真剣に調べる6年生の様子を見て、大人が考えるより、子供たちの方が将来のことをまじめに考えているように感じました。

ところで、昨日の全校朝会で、教育実習生の紹介をしながら、どうしたら学校の教員になれるかと少し触れたので、6年生が学校の教員のことをどのくらい調べているか気になったのですが、調べているのはごく少数の児童だけのようでした。

「小学校の先生、素晴らしい仕事なんだけどな〜」とちょっと複雑な心境になりました。

日本の将来の教育が少し心配です。。。【校長】